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一人で皿を洗ってると誰かが横に来た。
ぱって見るとそこに立ってたのはりっくんで。
『A、ほんとにありがと。』
なんて主役のはずなのに皿を拭いて手伝ってくれる。
そんな優しいとこも好きだなあなんて思いながら洗い続ける。
「いいえ。
これね、最初陣さんと力矢さんが考えたんだよ。」
えっ?まじ、、?なんて驚くりっくんを横目に話を続ける。
「いきなり受付まで来て、パーティすんでーってきたの(笑)
みんなちゃんと役割分担してやったんだよ?(笑)」
そう伝えるとまたうるうるし始める。
「………りっくん、生まれてきてくれてありがとう。
24歳のりっくんはわたしをたくさん幸せにしてくれたから、25歳のりっくんは私が幸せにするね」
そう伝えるとぎゅーっと抱きついてくるかわいいわんこ。
『ばか、Aみたいなわがまま猫相手にできんの俺だけだよ』
なんて。
ねえりっくん、
26歳も27歳も30歳も40歳も………
これからもずっと毎年誕生日を過ごしていこうね。
だいすきだよ、
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作者名:ぺよたん。 | 作成日時:2019年7月24日 18時