沖田総悟に妹がいるってマジ！？

隠したい物に限ってすぐバレる ページ2

沖田side




土方｢……ご、総悟、テメーいつまで寝てやがる起きろ！！｣




たく…うるせーなァ土方コノヤローが

日曜くらいゆっくり寝させてくれィ




土方｢今日は火曜だ！！｣




沖田｢細けェ事は気にしないでくだせー、てか俺の心の中勝手に読んでんじゃねーよ死ね土方｣




土方｢んだとゴラァァ｣





はぁ…年寄りは気が短かくていけねェや





キキッ


土方｢ここだ、行くぞ｣





俺は土方さんの後を追って車から降りた


ここは広い江戸の中でも最も端に位置する土地


こういう所にゃ警察の目も届きにくいのをいいことに攘夷浪士が潜伏しやすい









昨日真選組(ウチ)が討ち入りして潰した組織の幹部が住んでいたという家に入る


目的は危険なブツや証拠品の回収





床には物が散乱し漂う臭いが鼻につく


こりゃァまともな生活してなかっただろうな





土方さんは一階、俺は二階を調査する






組織を潰したといっても残党が潜んでいる可能性もあらァ


刀を片手に持ちながら進む









ある部屋に入った瞬間俺は目を疑った


狭い部屋の隅にガキが一人うずくまっていた






沖田｢オイ、おめー大丈夫かィ｣






そいつの髪を見て思わず姉上を思い出した


頭によぎる光景を払拭しながらそいつを抱きかかえた







｢………ぅう…｣







小さく呻くそいつはうっすらと目を開け俺を見た









｢…おにい…ちゃん……？｣

俺の父ちゃんの兄弟の友達の父ちゃんの子供がパイロットって自慢するヤツ、それほぼ他人の事だからな→←設定

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