100% Love you! Ⅱ（短編） (ページ22)

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▽お引越しページ22

誰か引っ越してくるんだなぁ…

ここのマンション当たり前だけどセキュリティいいから、全然誰が住んでるかわかんないんだよね～

『…あ！A先生？』

｢え？星野先生…？なんで？｣

『僕明日からここに住むことになって、A先生もここに住んでるんですか!?』

まって、これはやばいぞ

ただでさえ多少私に好意があるか知らないけどすごい言いよってくるし、淳太くんのことなんてバレたくないし…

｢友達が住んでてよくここに来てるんです｣

『そうなんですか！A先生に休日にも会えるなんて嬉しいです！』

｢ありがとうございます…私ちょっと買い物行くんで…失礼します｣

『はい、行ってらっしゃい』

あぁ、どうしよう…

とりあえず買い物行くふりしてちょっと近くのカフェで時間潰そう…でも引越し時間かかるよなぁ…

『…あれ、Aちゃんやん』

｢え、あ、桐山くん、お久しぶりです｣

『久しぶりやなぁ…今日休みなんかぁ！』

｢そうです、今から買い物行こうと思ってて｣

『ええなぁ、淳太くんに手料理？』

｢今日淳太くん遅いみたいなんで、1人でちゃちゃっとたべようかなって｣

『そうなんや～また遊びに行くな～！』

あ、桐山くんにお願いしたらいいのかなぁ…星野先生めんどくさいし、いやでもそれは申し訳なさすぎる

『どうしたん？』

｢いや～、淳太くんのマンションに新しく引っ越したのが同僚の先生でちょっと好意持たれてるっていうか…｣

『え、大丈夫なん!?』

｢大丈夫だとは思うんですけど、しばらく自分のアパート帰ろうかな～って(笑)｣

『バレへんようにな！俺もできるだけサポートするで』

｢すみません迷惑かけて｣

『ええねん！』

とりあえずどうしよう