【雪男】国王が、体調を崩されたみたいです。【赤】

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深澤side,

救急箱を取りに一階に降りれば、上手く気持ちを切り替えられたのか。

佐久間にあれこれ言いながら夜ご飯を作る康二の姿が。

シェアハウスで舘さんが無茶するところを何度も見て。

そのたびに悲しんでたら気が持たないから、康二も気持ちを切り替えるのが上手くなった。

感謝していいのか、ダメなのか(笑)


kj「あ！！今日のご飯は焼きうどんやで！白だし足りんかったから。」

sk「俺だったら諦めちゃうけどねぇ(笑)やっぱ、料理は涼太と康二だよね！！」

kj「さく！！」

sk「こじー！！」


何故か始まったさくこじ劇場を片目に、救急箱を棚から取り出して。

康二に断りを入れて夜ご飯をなんとか３人分お盆に乗っける。

康二と佐久間に他のメンバーへの連絡を頼んで、二階に向かった。







iw「宮ちゃん痛くない？」

dt「うん。」

iw「とりあえず傷周りの汚れはある程度取れたけど、、、。」

fk「今日結構汗かいたでしょ。シャワーでも痛いかな、、、」

iw「俺タオル濡らして持ってくるよ。ふっか消毒頼んでいい？」

fk「おー、舘さん痛いだろうけど、じっとしててね。」


消毒液でビチャビチャにした脱脂綿で浅い傷から消毒していく。

最初のほうはなんともなかったみたいなんだけど、、、

さすがに、舘さんでもこれは痛いよね(笑)


dt「ふっか、、、、、全部終わった？」

fk「まだでーす。あと二箇所くらいおっきめのが残ってるから。もう少し我慢ね(笑)」

dt「ん、、、、」


珍しく素直じゃない(笑)

普段からこのくらい分かりやすくいてくれたらいいのに。

今でも、だいぶ分かりやすくなったけどね(笑)

しっかり消毒して大きめのガーゼや絆創膏を駆使して傷を塞いでいく。

これ痛くて寝れないんじゃ、、、。


dt「普段からうつ伏せで寝てるから平気。心配しないで(笑)」

fk「、、、声に出てました？(笑)」

dt「それはもうバッチリ。」


焦ったわ。舘さんついに人の心が読めるようになったのかと思った。

舘さんだったら有り得るじゃん(笑)


iw「なんか楽しそうだね、、、、。」

dt「おかえり。ふっかがね、ずっと心の声漏れてるの(笑)」

iw「ああ、なるほどね。宮ちゃん背中拭くね。痛かったら教えて。」


おいおい、２人して笑うなよ。今も笑いこらえてるし(笑)



舘さんが照から受け取ったタオルで身体を拭いているのを確認して、夜ご飯のラップを剥がす。

この後３人で美味しく頂きました(笑)ありがとね、康二。

あ、佐久間も。

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