嘘つきはチェ・スンチョルの始まり★2

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スンチョルとオッパが家に来てくれてから1週間が経った


今日も変わらず仕事だ


従業員はゆみと私だけなので休憩する時間はほとんどないけど充実してる






夕方になり背の高い男の人が店内に入ってきた


スンチョルと同じような変装姿


もしかして、メンバー？？

こないだ、チャニくんも来てくれたしね


スススっと近づいていってその横顔を見つめると

見覚えのある黒縁のメガネとその奥に見えるスッとした切れ長の目


メンバーでもここには来ないだろうな、と思っていた人だ



「いらっしゃい、






ウォヌ」


WN「……、バレた？？」


「わかるよースンチョルも同じ様な変装だったし、一般人にしてはスタイル良し、オーラがありすぎる」


WN「めっちゃ褒めてくれるじゃん」


「ウォヌは花とか興味ないと思ってたよ。びっくりした」


WN「たまには本だけじゃなくて花も見てみようかなって。
ディノが前、買ってったでしょ。それ部屋に飾ってあっていいなって思って」


そう言いながら少し目線を店内に泳がせたウォヌ





……もしかして？





「私、ちょっとやる事あるからゆみに選んでもらおうか？
ウォヌが好きそうな花」


WN「……、うん
お願いできるかな？？」


「じゃ、ここで待ってて。他のお客さんにバレないようにオーラ消してね」




どうやってだよ、というウォヌの声を背中で聞き奥の作業場にいたゆみを呼びに行った


「ゆみ、ちょっとお客さんの対応してもらっていい？お花一緒に選んであげてほしい。
私ちょっと急ぎでやりたい事あるから。」


ゆみ「ん？おっけー。お客さんどこで待ってる？」


「切り花並んでるとこら辺。帽子被ってる男のお客さんね、お願いします」


ゆみ「はいは〜い」



何も知らず店先に出るゆみを私はニヤニヤしながら見ていた






今日の夜、スンチョルに電話してみよっと♪

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