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SCside
その日のスケジュール終わり
Aの店にきた
もう閉店間際だったので店内に入ると当然お客さんは1人も居なかった
ゆみ「あれ、スンチョル」
「おー姉御。お疲れ」
ゆみ「スンチョルもお疲れ
A、倉庫の片付けしてるよ。呼ぶ?」
SC「あー、いいよ。
休憩室で待ってていい?」
ゆみ「どうぞー」
SC「ねえ」
モップを持って店の奥に行こうとしたゆみを引きとめた
ゆみ「なに?」
SC「Aってさ、、ヤキモチとか妬かないの?」
ゆみ「は?」
SC「俺たちの職業ってさ、女との絡みも少なからずあるじゃん
でもAからヤキモチ妬いてもらった事ないから。
そうゆうの気にしないのかなって」
ゆみ「…………」
SC「姉御??」
ゆみ「私の口からは言わない。
Aの気持ちはAにしかわからないし。
でも……私の知ってるAはそんな聞き訳がいい女じゃないよ」
SC「え………」
どういう事だ??
Aは俺がPVやステージでヨジャのアイドルと共演したときも
ブランドの撮影でモデルさんと共演したときも
何にも言わなかった
先に言ったら嫌かと思って事後報告だったけど
いつも「そうなんだ」と言うだけだった
「スンチョル、おかえりなさい」
休憩室で考え込んでいたら扉が開いてAが入ってきた
SC「、ただいま。A」
真っ先に俺の元にきて擦り寄ってくるA
俺の前では常に笑顔で、気が遣えて、聞き訳が良くて………
もしかして
無理、、してた??
いや
させてた、、??
SC「A」
「ん??」
俺の腕の中にいる彼女を呼び視線を合わせる
SC「今度…ヨジャのアイドルがやってるコンテンツにゲストとして出る事になったんだ」
大きな瞳が一瞬揺れる
「そ、っかぁ。
珍しいね??事前に言ってくるなんて!!いつも事後報告なのに、」
SC「《〇〇〇とソジュ》っていう番組なんだけど」(架空番組です)
「ッ!!、」
ああ、この反応
俺は馬鹿だ
A
ごめんな
俺はAの骨が軋むんじゃないか、という程
きつく抱きしめた
Aは静かに
梅雨の時期の紫陽花のように頬を濡らして泣いていた
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なぁ(プロフ) - ありがとうございます😭チェック外すのを忘れていました!助かりました😭感謝です。 (2023年5月8日 11時) (レス) id: 3fc1431ad9 (このIDを非表示/違反報告)
フラグ警察(プロフ) - 失礼します。こちら二次創作物のようですので、オリ,フラは外された方が良いかと…💦 (2023年5月8日 11時) (レス) id: 09876c2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぁ | 作成日時:2023年5月8日 10時