検索窓
今日:45 hit、昨日:24 hit、合計:126,625 hit

64 ページ18

SCside




その日のスケジュール終わり


Aの店にきた


もう閉店間際だったので店内に入ると当然お客さんは1人も居なかった


ゆみ「あれ、スンチョル」

「おー姉御。お疲れ」

ゆみ「スンチョルもお疲れ
A、倉庫の片付けしてるよ。呼ぶ?」

SC「あー、いいよ。
休憩室で待ってていい?」

ゆみ「どうぞー」



SC「ねえ」

モップを持って店の奥に行こうとしたゆみを引きとめた

ゆみ「なに?」

SC「Aってさ、、ヤキモチとか妬かないの?」

ゆみ「は?」

SC「俺たちの職業ってさ、女との絡みも少なからずあるじゃん
でもAからヤキモチ妬いてもらった事ないから。
そうゆうの気にしないのかなって」

ゆみ「…………」

SC「姉御??」

ゆみ「私の口からは言わない。
Aの気持ちはAにしかわからないし。

でも……私の知ってるAはそんな聞き訳がいい女じゃないよ」

SC「え………」





どういう事だ??



Aは俺がPVやステージでヨジャのアイドルと共演したときも

ブランドの撮影でモデルさんと共演したときも

何にも言わなかった


先に言ったら嫌かと思って事後報告だったけど


いつも「そうなんだ」と言うだけだった






「スンチョル、おかえりなさい」

休憩室で考え込んでいたら扉が開いてAが入ってきた


SC「、ただいま。A」


真っ先に俺の元にきて擦り寄ってくるA

俺の前では常に笑顔で、気が遣えて、聞き訳が良くて………





もしかして



無理、、してた??



いや



させてた、、??





SC「A」

「ん??」


俺の腕の中にいる彼女を呼び視線を合わせる





SC「今度…ヨジャのアイドルがやってるコンテンツにゲストとして出る事になったんだ」


大きな瞳が一瞬揺れる



「そ、っかぁ。

珍しいね??事前に言ってくるなんて!!いつも事後報告なのに、」


SC「《〇〇〇とソジュ》っていう番組なんだけど」(架空番組です)


「ッ!!、」



ああ、この反応




俺は馬鹿だ




A



ごめんな




俺はAの骨が軋むんじゃないか、という程

きつく抱きしめた





Aは静かに


梅雨の時期の紫陽花のように頬を濡らして泣いていた

65→←63



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1313人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なぁ(プロフ) - ありがとうございます😭チェック外すのを忘れていました!助かりました😭感謝です。 (2023年5月8日 11時) (レス) id: 3fc1431ad9 (このIDを非表示/違反報告)
フラグ警察(プロフ) - 失礼します。こちら二次創作物のようですので、オリ,フラは外された方が良いかと…💦 (2023年5月8日 11時) (レス) id: 09876c2ea5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なぁ | 作成日時:2023年5月8日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。