嘘つきはチェ・スンチョルの始まり

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SCside



彼女の姿を見て引き寄せられるように近づき俺に気付いた彼女は最初、小さな悲鳴を上げた


あ、昨日の事もあるし俺の顔は見えないし怖いか、と思ってマスクを下にズらす


すると少し安心したような顔になり


「ソジュンさん」と言った


俺はスマホをタップし彼女に見せた


｛また会ったね｝と和訳アプリを通じて言えば笑顔で頷いた彼女


…………思わず自分の頬も緩む


そういえば足を一生懸命触ってたなと思い彼女の足を見てみると

……靴擦れ、痛そうだ


彼女の手には絆創膏


俺はその絆創膏を彼女の手から抜き取りしゃがんで自分の膝の上に彼女の痛々しい足を乗せた


彼女は驚き俺の肩を遠慮気味に押しながら だめ と言ったが聞こえないふりをした


絆創膏を擦れて血が滲む箇所に貼りそのままの体制で顔をあげ大丈夫か聞いた


控えめにお礼を言った彼女に笑顔で返すと少し照れたような表情の彼女を見て

もっと話したい

という気持ちになった


少し強引なやり方だったけど番号を交換した


夜電話する事を伝え少し離れたとこで俺の行動をガン見していたホシとスングァナの元へ走った




SC「待たせてごめん」


SG「……ヒョンの知り合い、ではなさそうだね」


HS「……誰？？」


SC「……後で説明する。とにかく事務所に戻ろう」



帰ったら事情聴取だな、、

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