嘘つきはチェ・スンチョルの始まり

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SCside





嘘つき





彼女に言われた一言が脳内でグルグル回る



俺にしか聞こえない位の小さな声



4ヶ月ぶりに会う彼女はやっぱり可愛くて



でもとても悲しい顔をしていた



その顔をさせてしまったのは他の誰でもない



俺だ




スタッフ「エスクプスさん？大丈夫ですか？撮影しましょう」



SC「……はい」



そうだ、今は仕事中


集中しなくちゃ




さっきまで絶好調だった俺


カメラマンさんも変化に気付いたのか首をかしげている


しっかりしろ


俺はなんとか撮影を終わらせてメンバーの元へ戻った





SG「……ねぇ、ヒョン？
僕さっきの人見た事あるよね……？」


SC「……、」


HS「…………ひまわりちゃんだよね？」


SC「……ジョンハナとシュアは？」


DK「ホシヒョンが、あれひまわりちゃんに似てるって言った瞬間にひまわりちゃん走ってスタジオ出てっちゃったから追いかけてったよ」


WN「ヒョン……」


SC「……嘘つきって、言われちゃった」


メンバーはそこから誰も喋らなかった



SC「ま、俺が悪いんだ、意気地なしの俺が。ほら、控室に戻ってメイク落とそう」


この空気が嫌でわざと明るく言った

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