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連れてきてもらったのはお洒落なお店だった



ウェイトレスがきてソジュンさんが何かを言うと個室の席に通された

席に着くまで他のお客さんとは1人も会わなかった
会わないように作られたお店のような…


SC「なに、のみますか?」

「オレンジジュース、飲みたいです」


ソジュンさんがウェイトレスを呼んだ


SC「りょうりは、どうする?」

「ソジュンさんの、おすすめを」


注文を済ませて最初に飲み物が運ばれてきた
お互いノンアルコールだけど、乾杯し楽しい時間を過ごせた


拙い韓国語と日本語を一生懸命話した




そろそろいい時間になってきたのでお店を出た


SC「すこし、さんぽしたい。いい?」

「うん、いいよ」


ご飯屋さんでかなり仲良くなる事ができて、なんと同い年であったので敬語はなしでいこうとなった


車を停めて私たちは外に出た


穴場なんだろうか?人気がない

歩き出した瞬間


「きゃっ!!」


暗くて躓いてしまった


「あぶな…ッ?!」


私の右手が温かいなにかに包まれた


SC「あぶない、から…」

「……、コマウォ」


大きな手

あまりにもドキドキしすぎて

繋いだ手から心臓の音が伝わってしまいそうで

息がうまく吸えない感覚







私、この人の事を好きになり始めてる


さっきから2人の間に会話はない

でもその無言もむしろ心地よくて



帰りたく…ないなぁ……



そう思ってたらソジュンさんが足を止める

手が繋がれたままだったから後ろに引っ張られる感覚がして少しよろめいた


「??
どうしたの??」

SC「あの……」


〜〜♪


「あ、私のスマホだ、ごめん…ゆみ…友達から!出てもいい?」

SC「うん」

「ごめんね、



もしもし??どうしたの?」

ゆみ「あ、もしもし?デート中に本当ごめん!
私のシャンプーなくなっちゃってさ…Aの使っていい?」

「全然いーよ!」

ゆみ「本当邪魔してごめん!ありがとう!」

「大丈夫!!じゃーね!」

ゆみ「はーい!」



「ソジュンさん、ごめんね」

SC「ううん、ともだち、待ってるだろうから、かえろう」

「そうだね、、」


さっきは何を言いかけたんだろう


聞こうと思ったけど

運転している彼の顔を見たら何も聞かなかった


悲しそうな顔に見えたから

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なぁ(プロフ) - あんぱんはこしあん派さん» 🥺🥺🫶 (2023年4月7日 20時) (レス) id: 3fc1431ad9 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱんはこしあん派(プロフ) - えんだぁああああーーいやぁーー🎵🎶🎵🎶🎵🎶 (2023年4月7日 20時) (レス) @page27 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - ももこさん» コメントありがとうございます!私も書きながら感情移入しまくりでした…😭 (2023年4月7日 7時) (レス) id: 3fc1431ad9 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - あんぱんはこしあん派さん» コメントありがとうございます!結末お楽しみに、です☺️ (2023年4月7日 7時) (レス) id: 3fc1431ad9 (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - 夜中に読んで泣きそうになってしまいました…… 早く幸せになってほしいです(TT) (2023年4月7日 1時) (レス) id: 7eba4932cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なぁ | 作成日時:2023年3月31日 14時

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