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遂に渡韓してフラワーショップを開店させた

新しいお店だから物珍しいのかお客さんが沢山来てくれた


毎日親友と一緒に切磋琢磨して働けるこの環境がとても幸せだった






そんなある日、ななから彼を紹介したい、と言ってきた


今までのななの彼氏を知らなかったわけではないけど……改めて紹介なんてされた事はないのでびっくりした

しかも彼の上司も来ると言う
そんなの普通に考えたらありえない

でも、私は親友を不安にさせたくなくて彼の事を律儀な人だね、と言っておいた



……ななのあの表情と何か関係があるんだろうか

もし何かあったとしたら


私はこの子の為に何が出来るんだろう












そしてななの彼がくる日になった


2人並んでキッチンに立つ



笑顔で話しているけどどこかソワソワしてる親友を見て私は不安になった




料理の準備が済んで片付けをしているとインターホンが鳴りななが出迎えに行き少ししてリビングのドアが開いた





なな「A、紹介するね。
チェ・スンチョルさんとキム・ソジュンさん」

ガタイの良い男の人が帽子を脱いでお辞儀した


私はお辞儀をしながら頭の中でななの言葉がループする

ななの彼氏はソジュンさんだもんね
という事はスンチョルさんが上司だよね

チェ・スンチョルさんとキム・ソンジュンさん……


チェ・スンチョル……?

どっかで聞いた事あるような……



え??




スンチョル……



エスクプス?!


目の前にいたのは画面の中で何度も見たことがあるアイドルグループのリーダーだった




え?




ななが付き合ってるのは、、ソジュンさんじゃなかったっけ?




そう聞くと今までの事を話してくれた











そっか


あなたが悲しそうにしていた理由は


これだったんだね




誰にも言えないでいたんだね


でも、スンチョルさんの目を見て言葉を聞いて、、遊びな訳じゃないんだと悟った


私はスンチョルさんに親友の事を幸せにしてください、という気持ちを伝えた



スンチョルさんからも力強い言葉を聞き、安心し

私は泣いている親友を抱きしめた

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作者名:なぁ | 作成日時:2023年5月26日 11時

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