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Aside
あの日から2週間
ウォヌからカトクがきた
WN<今日、仕事が早く終わりそう。晩御飯食べに行こう
ついにきた
私はOKのスタンプで返事を送りレジにいたななに今日ウォヌとご飯に行くことを伝えた
なな「お!!ついに!!
楽しんでおいで〜!!帰りの時間は気にしなくていいからね!!」
「帰ってすぐシャワー浴びて支度しなくちゃ……」
なな「私も初めてスンチョルとご飯行った時のこと思い出すなぁ〜
思い出したらあいたくなっちゃったからスンチョルに連絡してみよ」
その日の仕事はずっと上の空だったと思う
閉店時間の1時間前に、ななから「私が閉店作業とかやっとくからA先にあがって支度しなよ!」と言ってくれた
その言葉に甘えさせてもらって私は急いで帰って支度を始めた
いつもよりも丁寧にメイクをした
鏡の中の自分を見て張り切りすぎ?と思った
だってウォヌが本当に告白してくれるかなんてわからない
私の勘違いかもしれない
コイツ、こんなにキメてきて……って幻滅されない??
そんな考えが脳内を支配した
……やっぱりいつもみたいに薄いメイクでいこうか…
と考えているとスマホが震えた
WN<今から向かう。10分くらいしたら外にきて
俺、少し張り切りすぎてるかもだけど気にしないで
ウォヌ……
ウォヌも楽しみにしてくれてる??
こんな浮いた気持ち、、私だけじゃない??
ウォヌからのカトクを見て、このまま行こうと決心をして身支度を終えて外に出た
下に行くと1台の車が停まっていた
窓にはスモークが貼られていて中が見えない
すると運転席のドアが開きいつもよりお洒落な格好をしたウォヌが出てきた
WN「…こんばんは」
「あ、こんばんは…」
お互いにいつもとは違う少しかしこまった挨拶をしウォヌが助手席のドアを開けてくれた
WN「どうぞ」
「あ、ありがとう」
車に乗り込みウォヌも運転席に乗りゆっくりと走り出した
ウォヌの運転する姿を見るのは初めて
……かっこいいな
私はドキドキしながら、ウォヌにバレないように横目でその姿を目に焼き付けた
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作者名:なぁ | 作成日時:2023年5月26日 11時