ホテル失踪事件

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シグ「僕は死んでも死なないよ。アミティ、そうでしょ？」
まぐろ「やめろ、シグ！」
シグ「あぁ…間違えて右手首切っちゃった。左をきらないとね…」
まぐろ「おま―――やめろぉぉ！！」

　まぐろはシグからカッターを奪った。
　だがシグは諦めない。

シグ「かえ…て。かえして」
まぐろ「お前引っ張るな…っうっぐっ！！」

　シグがカッターを奪い返すと同時に、刃がまぐろの頚動脈を大きく切り裂く。

シグ「あ…やっちゃった。やっちゃった。にいちゃ…しぬの？」
まぐろ「あぁ…血がとまらない。もうおわったな。僕も、ここも」
シグ「ごめんなさい、しなないでよ」

　まぐろはもう動かない。

　シグは、ラフィーナにつれられて病院に行き、手首に包帯を巻いた。
　

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