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疑心暗鬼で両想い/星結 ページ2

*side Senra

最近、Aと志麻くんの様子がどうにもおかしい。
こそこそと2人で話しては、突然笑い出したり出かける約束をしていたり、ケーキの品評会をしていたりと、お前らはカップルかと言いたくなるような振る舞いだ。

それを指摘しようにも出来ないのは、俺とAは恋人ではないから。
例えば志麻くんとAが付き合い出したとして、それを拒んで引き裂く権利はどこにも有りはしない。
だからといって、はいそれと見過ごす訳にもいかない。
明日までに、俺の誕生日までにはAに交際を申し込まなければ。

明日は午前中は浦島坂が誕生日を祝ってくれる予定になっている。
そして、午後だ。
妄想の中では、既に告白を成功させ、Aの家まで迎えに行き、そこから2人で夜の遊園地を満喫するというラブストーリーが展開されている。
夢小説ならここで絶対的な成功が約束されるのだが、そうもいかないのが現実というものだ。

志麻くんとAが試食しているケーキは明らかに明日の俺の誕生日ケーキだし、ここの何がおいしいだの話しているのはどうせ午後からの予定だろう。
俺のいないところで目一杯愛し合うのか、なんて感傷にも浸らせてくれないのが、この山積みの書類達だ。
何故こんな時まで仕事が入るのか。
会社まで行くのは気が滅入ったため、自宅勤務ということにした。

が、どうやらそれが間違いだったようだ。
終始いちゃいちゃとしているAと志麻くんを見ているのは目の毒だった。
いや、Aは可愛いけども。
嫉妬が渦巻く脳内に、無理矢理仕事内容を詰め込むのは気が折れた。
何にせよ早く志麻くんには帰ってほしい。
そもそもここは俺の家だし、呼んだのはAだ。
…いや、待て。
Aを呼んでAと志麻くんが一緒に来たということは…。

ネガティブ思考が書類に移って、会社が休みになれば皆万々歳なのに、なんてのも結局妄想だ。

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作者名:参加者一同 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seyu/  
作成日時:2018年9月29日 11時

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