対面 ページ6
ふぅ…
いつものように講義が終わり、お昼の時間になった。
今日は外のベンチでお弁当食べようかな。
疲れを癒してくれるかのような暖かな木漏れ日と小鳥のさえずりに
思わず瞼が落ちそうになる。
『あゆちゃん?』
後ろから声がして振り返る。
《ガタッ》
「ふ、風磨くん⁉」
驚きのあまりベンチをずらしてしまった。
『あっはっはっは、そんな驚かなくてもw』
「な、なんでここにいるんですか??」
『あー、ちょっと散歩がてらに。あと俺らタメだろ?敬語使うなよー』
「あ、はいっじゃなくてうん!
でもなんで私の名前知ってるの?」
『朝たまたま聞こえてさ』
『可愛いなぁ、って』
え!!!???
「か、かかか可愛い⁉」
『ふっw、うん、可愛い。』
「あ、ちょ、え!」
『そんな驚かなくてもw(2回目)』
「ライン交換しませんか(真顔)」
『おぉ、急だなwもちろんいいよーん』
連絡先交換できちゃった…!
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作者名:砂糖。 | 作成日時:2019年4月7日 21時