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「望を見てたらAに恋してるの丸わかりでさ
すげーキラキラした目でAのこと見ててさ…
俺はAが恋愛したくなかった理由も知ってたし、あいつがまだ高校生だって知ったら相手にしないかもしれないって分かってた。
…でも、こんなに内側から好きが溢れてるのに
年齢が理由で恋愛対象としても望が見てもらえなかったらって思ったら俺がすげぇ悔しくて…
だから、年齢以外の望を全部見てもらおうとした。
…ほんっまに、ごめん。」
照史の嘘には、愛が溢れていた。
「…なぁ、あいつが17だから、18になる子だからって…
もう、望のこと見なくなるなんてことしないよな…」
「…」
「たしかにお前は警察で、立場がある。
それは分かってる。ほんまに分かってる…。
でも、…事実、今そんな辛そうな顔してるやんか
それだけ望が好きやんか…」
「…」
「俺、こんなになってるA初めて見たよ…」
「………私も、初めてだよ」
「なら、「でも、…でも、もう、バーには行かないかもしれない」…A…」
話を終わらせるようにソファを降り、飲み物を取りにキッチンへ向かった。
温かい紅茶を入れるために湯を沸かしている間に、切っていた携帯の電源を入れると
電源を切った時間から、小瀧君からの着信は途絶えていた。
きっと電話に出て、小瀧君の声を聞いたら
距離が置けなくなってしまう。
でも、どうしても
着信の途切れが、私と小瀧君の関係の途切れとリンクしているように感じて、とても心が痛かった。
好きだよ、小瀧君
だから、私を彼女にしてください
小瀧君から見たらだいぶお姉さんだけど、それでもいいかな
…そう言えたら幸せだ。
小瀧君。私、警察なの。
17.8の小瀧君を守れないよ、きっと私には。
まだきっと、そんな大層な力はないよ。
未成年とは無理だよ。
現実はこっち。
…もう会わないから、それも言うことは無いと思うけど。
その時だった。
また携帯が震え始め、画面には小瀧君の名前がしっかり表示された。
「ぅそ……」
彼はまだ、諦めていなかったんだ。
携帯のバイブレーションの音に気を取られていると、沸騰を知らせるヤカンの音が耳を揺らした。
私は何を思ったか、通話の文字を押していた。
…携帯を耳に当てる私の背後では、ヤカンが騒いでいる。
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「____もう、かけてこないで。」
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ash(プロフ) - フランボワーズさん» 貴重なご意見ありがとうございます！ (2019年7月2日 23時) (
レス) id: b40656dd38 (このIDを非表示/違反報告)
フランボワーズ(プロフ) - 登場人物のツイートとリプ返めっちゃいいと思います！リプ返されたら私、嬉しすぎて発狂しそうですけど笑 (2019年7月2日 22時) (レス) id: 0167d732cf (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - るいさん» 貴重なご意見ありがとうございます！ (2019年7月1日 19時) (レス) id: b40656dd38 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - ひなさん» 貴重なご意見ありがとうございます！ (2019年7月1日 19時) (レス) id: b40656dd38 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 青い鳥でのashさんも見てみたいなと思います(*^^*)登場人物のツイートやリプも新しい気がして面白そうですよね！ (2019年6月25日 20時) (レス) id: d1e23dd89a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2019年6月16日 1時
