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『あ、そうだ。聞こうと思ってたんですけど』
「うん」
『Aさん、会社でめっちゃモテはりますよね』
「え？w モテたことないけど」
『嘘や。』
「いやいやほんとほんと、」
フォークでケーキの飾り付けのミントをツンツンしていた小瀧君は、手を止めて、頭にハテナを沢山浮かべて私の顔をジッと見た。
「社会人になってから告白とかされたことないしね」
『…ほんまに言うてます？』
「うん」
『会社ってもしかして恋愛禁止とか…』
「ううんw 恋人いる人は割といるよ」
『なら、Aさんが告白されないなんてありえないやないですか』
あまりにも真剣な顔で言うから、思わずクスリと笑ってしまう。
「ありがとw でもそれが現実だからw」
自分で言うのも、なんとも悲しいけど。
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『こんなに可愛いのに？』
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さっき彼がはぐらかしたはずの言葉が、今度は真っ直ぐ飛んできて、どうやってキャッチしようかと迷っているうちに体いっぱいに言葉をくらう。
「ぁ、え？ あはは、可愛いなんて言われたの初めてだw ありがとうw」
必死で動揺を隠して、ありがとうなんて余裕ぶる。
『外見も中身もすごく大人で、でもこうして話したり美味しい物食べてたりするとふと可愛いじゃないですか』
「ちょ、ど、どうしたの急に…」
『急じゃないっすよ？ずっと思ってましたし、今一緒にいて改めて思いました』
「そう思ってくれてるのは小瀧君だけなんじゃないかな…、はは」
動揺をはぐらかす為にストローを2.3回吸う。
「…あんまり詳しくは言えないんだけど、私の仕事って結構大きい仕事なんだ
いや、どの仕事も大変だから小さいとか大きいとかないんだけど…なんて言うか…」
『うん、大丈夫、分かります』
すごく真剣に話を聞いてくれるから…少しだけ、ほんの少しだけ教えたくなった。
「私自身、仕事で認められたくてずっと真っ直ぐ仕事と向き合ってたから
結構自分に厳しくて…あはは、男の人に頼れるような可愛い女性じゃないの」
「仕事場で信じられるのは、自分の力だから」
「自分1人で生きていくくらいの気持ちでいないとなんだ」
小瀧君にはどう伝わったかな
好きな人には好印象でいて欲しいけど、これが私だということも知って欲しい
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『Aさんは、頑張り屋さんなんすね』
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ash(プロフ) - るいさん» 嬉しすぎます…ありがとうございます…！！一生懸命書きますのでこれからもよろしくお願いします…(泣)るいさんからのコメントこれからも心からお待ちしております！！ (2019年6月7日 22時) (
レス) id: b40656dd38 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 間違いなく、わたしが今1番大好きで更新を心待ちにしているお話です！これからも楽しみにしています(*^^*) (2019年6月7日 22時) (レス) id: d1e23dd89a (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - さきたろさん» まとまりがあるかがとても不安だったのでさきたろさんのお言葉がすごくすごく嬉しいです(T T)本当にありがとうございます！こちらこそお忙しい中読んでくださりありがとうございます！さきたろさんからのコメント心からお待ちしております！ (2019年5月14日 19時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
さきたろ - コメント失礼します。この作品すごく好きです！とても面白くて1からノンスットップで拝読しました。文章にまとまりがあり、読みやすいです！お忙しいと思いますが更新頑張ってください！応援しています！ (2019年5月14日 10時) (レス) id: fdeb90d7fb (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - 一波さん» ありがとうございます！！期待に応えられるように頑張ります…！！また一波さんからのコメント心からお待ちしております！！ (2019年5月13日 0時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2019年5月12日 18時
