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窓に寄りかかりながら、今度は私が質問してみた。
「先輩は…彼女さんいるんですか？」
…聞きたいようで、聞きたく無いことを。
「どっちやと思う？w」
「いると思います！w」
「残念、不正解w」
自分で言うてて悲しなるな、と笑いながら体を伸ばす中間先輩。
「嘘ですよ、絶対いますよ！w」
バックバクの心臓を無視して、平然を装って言葉を並べる自分。
「嘘ですよって何やねんwほんまにおらんてw」
「…ほんとですか？(小声)」
「ほんと(小声)」
「ほんとにほんとですか？(小声)」
「ほんとにほんと(小声)」
私は顔が熱くなって、先輩に背を向けて顔に風を当てた。
「…でも、先輩モテますよね」
「別にモテてないで？w」
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嘘ばっかり
こんなにカッコよくて、内面も素敵な人なんだからモテないわけがない。
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「じゃあ今まで告白された人数を正直に言ってください」
「…ふたり…」
「重岡先輩にイタズラお願いします」
「27です」
「に、27？！」
告白された人数が27。
でもそれ以外にきっと好きだったけど告白する勇気が無かった人もいるはず…
てことは…
「めっちゃモテるじゃないですか…」
「んまぁ…ありがたいわ」
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先輩は、私がもしかしたら28人目になるかもしれないと気付いているだろうか。
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「27人も告られて何で彼女いないのか不思議です」
「んー、好きな人からじゃなかったからかな」
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私もきっと、『好きな人じゃない人から告られた』っていう枠に入られてしまうんだろうな。
…告白したらの話だけど。
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ash(プロフ) - まゆさん» 分かった。とりあえず家迎え行くわ。迎えに行っても大丈夫な時間分かったら連絡してな (2018年3月7日 16時) (
レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 淳太くんの行きつけのとことか行ってみたい…です… (2018年3月7日 15時) (レス) id: e30dda3ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - まゆさん» ええよ。何か食いたいもんとかある？ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - ashさん» 明日の夜空いてる…どっか連れてってください… (2018年3月7日 15時) (レス) id: e30dda3ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - まゆさん» まゆの空いてる日教えて？そしたらその日空けるで。 (2018年3月7日 15時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年10月17日 22時
