19 ページ19
.
「送んなって！ね？」
「…これで変なことになったら全部凛子の責任だからね」
「大丈夫大丈夫！先輩はそんなことでキモいなんて思う人じゃないもん！」
「何でそんなこと分かるの」
「だって私、他の3年生の先輩に聞いといたもん、中間先輩の性格とか」
「…は。」
サラッと爆弾発言しましたけどこの人。
「ちょっと！w そういうことは早く言いなさいよ！w」
「だーめ。いざとなったらもちろん言うけど、基本自分で道は切り開きなさい！w」
「おい鬼」
「誰が鬼じゃ」
__情報を入手した凛子が大丈夫って言うなら、大丈夫なのかな…
「…分かった、送る…」
「偉い！！！」
携帯を開き、まだ見るだけで緊張する先輩とのトーク画面をタップする。
.
【 おはようございます！ 】
【 先輩は次のサークルの集まり参加しますか？ 】
.
「はぁぁぁ緊張する…」
何度も読み直し、送信ボタンをタップ。
するとパッと既読の文字が浮かび上がった。
「わっ！やば！」
すぐに私も既読がつかないように携帯を閉じた。
「え、もう既読ついたの？」
「うん…」
「はっや」
ﾎﾟｷﾎﾟｷｯ
「あ。」
軽快な音がなり、携帯が光る。
ロック画面に表示されたのは『Nakama Jyunta』の文字と
.
【 おはよう 】
【 行くで！どうかしたん？ 】
.
「どうかしたのって言われちゃったじゃん！！」
「そりゃ言うだろ！w」
「なななな何て返そう…」
「さっき私が言ったので大丈夫だと思う！」
あぁもう終わりだ…
何こいつキモ。って思われて早速この恋は終了するんだ。
.
【 話したこと無い先輩達ばっかりなので不安で…笑 】
.
やけくそでそう送ると、安定のスピードで既読がついた。
私は携帯を閉じ、机に伏せた。
「絶対キモいって思われた。」
「だーいじょぶだって！」
ﾎﾟｷﾎﾟｷｯ
あー、やだ。見たくない。
直球でキモいって言わなくても、先輩は優しいから遠回しにキモ「ちょ！！A！！」
.
腕を高速でポンポンポンポン！と叩かれ、のったりと起き上がる私。
「A！これ！」
差し出された私の携帯。
.
「…………ふぇぁっ？！？！」
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ash(プロフ) - まゆさん» 分かった。とりあえず家迎え行くわ。迎えに行っても大丈夫な時間分かったら連絡してな (2018年3月7日 16時) (
レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 淳太くんの行きつけのとことか行ってみたい…です… (2018年3月7日 15時) (レス) id: e30dda3ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - まゆさん» ええよ。何か食いたいもんとかある？ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - ashさん» 明日の夜空いてる…どっか連れてってください… (2018年3月7日 15時) (レス) id: e30dda3ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - まゆさん» まゆの空いてる日教えて？そしたらその日空けるで。 (2018年3月7日 15時) (レス) id: 27789ffdf4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ash
| 作成日時：2017年10月17日 22時
