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「ごめんなさい…っ」
濱「…」
「本当はバイトじゃなかったの…忙しくなんてないねん…」
私は病気のこと、デートの後倒れたこと、そして今の状態のこと
全てを正直にポツリポツリと言葉にした。
彼は何も言わずそれを聞いていた。
その間、彼の顔なんて見れなくて。
なんでそんな大事なこと俺に言わないんだって、いつ死ぬか分からない奴を彼女にするのは無理だってフラれるのが怖かった。
「崇裕にはこんなヨレヨレな私を見せたくなくて、元気な私を見て欲しかった…
いつ死ぬか分からへん私を彼女にするのは無理やって思われちゃうのが怖かった
だから…ドナーが見つかって手術が決まったら言おうって思ってた…」
ほんまにごめんなさい、そう言ったと同時に大好きな崇裕の香りに包まれた。
彼の体温が冷えた体にじんわり伝わってきて、暖かい。
濱「アホやなぁ…
嫌になるわけないやろ…
俺のAに対する愛、ナメんなよ？w」
後頭部に手を添えられて、更に体が密着する。
濱「離れてくれって言われても離れへんわ、アホ」
「崇裕…」
濱「俺こそ電話した時とかAが傷つくようなこと言っちゃってた気がする。
ほんまごめん、絶対無神経なこと言うたよな…」
「言ってないよ、それに私が教えなかったんやから気にせんで？」
濱「うん…、なぁ…A？」
「ん」
濱「これからはさ、いっぱい会いに行ってええ？」
私は彼の胸におでこを擦り付けるように頷いた
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ash(プロフ) - みぽこさん» みぽこさん、コメントありがとうございます！更新をお待たせしてしまってすみません。更新頻度を上げられるよう頑張りますね！コメントとっても嬉しかったです！またお待ちしてます！ (2017年6月26日 15時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
みぽこ - すごく胸が苦しくなりました（いい意味で）これからも連載お願いします。待ってます (2017年6月25日 15時) (レス) id: b8391cba34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年6月5日 15時
