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“ なんかあったらすぐナースコールやで？私ここで待っとくから ”
屋上に着くと、看護師さんは私に耳打ちをして、くるっと踵を返し屋上のロビーに歩いて行った。
私と彼に何かがある、そう察してくれたのだろう。
外に出てみると、思っていたより少し寒かった。
少し先に彼がこっちを向いて立っている。
困惑しているような
悲しそうな
怒っているような
そんな顔で。
何を言えばいいんだろう
今、何が正解なんだろう
今の私の気持ちは“ 逃げたい ” だった。
とにかく今の状況から逃げたかった。
すると彼は私に向かって歩き始め、私の前に立ち
私の手を握った。
濱「逃げないで…？」
まるで私の心を見透かしているようだった。
濱「言えなかった理由って…このこと？」
表情とは裏腹に彼の声は優しかった。
「…ごめんなさい…っ」
私はその手を握り返すことができなかった。
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ash(プロフ) - みぽこさん» みぽこさん、コメントありがとうございます！更新をお待たせしてしまってすみません。更新頻度を上げられるよう頑張りますね！コメントとっても嬉しかったです！またお待ちしてます！ (2017年6月26日 15時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
みぽこ - すごく胸が苦しくなりました（いい意味で）これからも連載お願いします。待ってます (2017年6月25日 15時) (レス) id: b8391cba34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年6月5日 15時
