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彼はきつく抱きしめてくれた。
私の不安を飛ばすように。
濱「Aが大学を辞めた日、理由は聞かないで欲しいって言ってたから、たぶんそのこと関連やと思うし、俺は何で怖いのかは聞かない。
でもAの不安が少しでも減るなら、気持ちが軽くなるなら何でもしてあげたいと思ってる」
彼の胸に顔を埋めてきつく抱きついた。
濱「俺に何かしてほしいこととか…ある？」
「………会えなかった分…これから会えない期間の分まで…抱きしめて…それから…キスして欲しい…っ…」
掠れた小さな声で思い切って伝えた。
お願いする恥ずかしさよりも、彼からの愛がいっぱい欲しかった。
明日からの会えない期間、ちゃんと生きられるように。
「、」
彼の手が、私の頬に触れて、ゆっくりと顔を持ち上げられて
そっと唇が重なった。
少し離れたと思っても、すぐに何度も角度を変えて重なる唇。
頬に触れていない方の手が私の腰に回って、優しく彼に抱き寄せられる。
「…んっ…」
ゆっくりと唇が、少し動いたらまたくっついてしまいそうなくらいだけ離れた
濱「大好きやで」
「うんっ」
小さく音を立ててもう1度キスをして強く抱きしめられる。
濱「Aが思ってる何倍も大好きや」
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ash(プロフ) - みぽこさん» みぽこさん、コメントありがとうございます！更新をお待たせしてしまってすみません。更新頻度を上げられるよう頑張りますね！コメントとっても嬉しかったです！またお待ちしてます！ (2017年6月26日 15時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
みぽこ - すごく胸が苦しくなりました（いい意味で）これからも連載お願いします。待ってます (2017年6月25日 15時) (レス) id: b8391cba34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年6月5日 15時
