6話 ページ6
真鳥｢さ、本題やな。真鳥せんせーが聞いたるよ。｣
ギィ、と椅子が鳴る。
先生リラックスモード入りましたね、これ。
私は今までのことを全部話した。
小学校の頃から好きなこと、告白して毎回振られてること、
結さんのこと。
全部包み隠さず話した。
話し終えて先生の顔を見ればもうあんぐり。
真鳥｢まって！？Aってそんな一途なん！？｣
｢は！？それ失礼じゃない！？｣
まさかの一途に驚かれるという始末。
一途の方がいいじゃんねっ。
真鳥｢意外やったわ〜。あ、あと結やけどアイツ多分小瀧の事好きやから問題あらへんよ。｣
｢小瀧って…サッカー部の小瀧先輩？｣
真鳥｢そ。まあ有名やし知っとるか。サッカー部のマネージャーと仲ええからやと思うで、流星と仲ええんは。｣
｢なるほど…｣
真鳥先生の見解で私の心は明らかに軽くなっていった。
｢私、流星くんの邪魔じゃないのかな？｣
真鳥｢さあな。けどなんも言われんのやったらええんとちゃう？｣
｢…そっか。先生ありがとう。｣
真鳥｢ん。元気になったな！｣
｢おかげさまで。じゃ、私流星くんの所行ってくるね！！｣
真鳥｢え。｣
休み時間になったのをいいことに、流星くんの教室に一目散。
｢流星くんっ！！！｣
流星｢え、は？Aちゃん？｣
｢私やっぱ流星くん大好きだからね！！｣
流星｢ちょ、ここ教室…｣
流星くんに思いっ切り抱きついて頭叩かれたのは言うまでもないよね。
.
更新遅くなってごめんなさい！
これからゆっくり6月頭の完結を目標にお話進めていきます！
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作者名：リズ | 作成日時：2017年4月7日 1時
