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12話 ページ12
でも翌週、私が目にしたのは衝撃。
流星くんと結先輩が付き合ってるという。
萩花｢A…｣
｢も、今日は帰る…｣
萩花も傷心中なのはわかる。
けどそんなこと気遣えない。
｢まとせんせ……｣
真鳥｢Aか？って、どした？！｣
ボロボロ止まらない涙。
ああ、私自分が思ってる以上に流星くんの事好きなんだなぁ。
｢流星くん、結先輩と付き合ったって…｣
真鳥｢え……、この前結小瀧とデートしとったけど…｣
学校1の情報屋の真鳥先生。
もちろん金曜日のことも知ってる。
でもそんな事どうでもよかった。
流星くんと結先輩が付き合った事実に変わりはないから。
真鳥｢それは…つらいな。Aは長いこと流星の事好きやもんな。いきなり誰かに取られたないよな。俺でよければいつでも話聞くから。｣
真鳥先生はそう言って優しく頭を撫でてくれた。
｢…ん、ありがと…。今日はもう帰ってもいい…？｣
真鳥｢おん、許可出すわ。特別やで。｣
先生の好意で家に帰れたのは本当にありがたい。
頭上がらないなぁ…
萩花からとんでもないLINEが来ることも知らず、スマホの電源を切って眠りについた。
もちろん、流星くんからも。
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作者名：リズ | 作成日時：2017年4月7日 1時
