1話 ページ1
小林A、今日から華の高校生。
彼氏もいて友達もたくさんいて、そんな夢いっぱいの高校生活が始まる。
｢萩花〜！同じクラス〜！｣
小中同じで私の親友藤井萩花。
小さい頃から可愛かったけどまさかこんなに美人になるとは…って子←
萩花｢ふふ、今年もよろしく！｣
｢こちらこそ！！｣
入学式も終え2人で帰ってると聞き覚えのある懐かしい声が。
流星｢萩花〜！｣
萩花｢おにい！｣
流星｢お、Aちゃんもや。久しぶり。｣
彼は藤井流星。
萩花の一つ上のお兄さん。
そして、私の好きな人。
｢流星くん、久しぶり！｣
恋を自覚したのは小学生4年生くらいの時。
特にきっかけがあった訳じゃないけど、ずっと好き。
萩花はもちろん、流星くん本人も私が流星くんの事が好きなのは知ってる。
｢流星くん私も高校生だよ！｣
流星｢せやな〜。早かったな〜。｣
｢だから付き合って！好き！｣
流星｢いつもありがとうな〜。でもごめんやで。｣
これはいつものやりとり。
もちろん毎度振られるのは嫌だけど、好きって言っても変わらず接してくれてるし、
彼女がいない内くらい告白し続けてもいいんじゃないかっていう自論。
萩花｢おにい、Aいい子だよ？？｣
萩花もブラコンな割には流星くんに私をオススメしてくれる。
変な子が寄るのは嫌なのかな…
流星｢Aちゃんええ子やけど俺好きとちゃうもん。｣
ぐさっと突き刺さるのもいつものこと。
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作者名：リズ | 作成日時：2017年4月7日 1時
