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マリウスside
先生に良くなってないって言われて正直
聡ちゃん本人じゃないけど、ショックだったし怖かった。でも別のお薬があるって言われて、僕はそのお薬があるんだったら聡ちゃんが生きるためにも使って欲しいって思ったのに、
勝利とケンティーは反対してるみたいに聞こえた。
なんで、、、
そのお薬やらないと聡ちゃん死んじゃうんだよ、、、？みんなは聡ちゃんが死んでもいいって思ってるの、、？
気づいたら2人に怒りをぶつけていた。
そんな僕の頬には涙が伝ってた。
聡ちゃんを失いたくない。
そんな気持ちで聡ちゃんに抱きついて泣いてしまっていた。
それからどれくらいしたか分からない。
僕はずっと聡ちゃんのベットに顔を伏せていた。
健「ごめんな、マリウス。最年少が1番しっかりしてるんだよな、、ごめん。大人気なくて、情けなくて。薬、試してみようか。俺らが聡ちゃんを支えればいいんだもんな。」
勝「俺も、、ごめん。苦しでる姿見るより死んじゃう方がよっぽど嫌に決まってるのに、反対するようなこと言ってごめん。」
2人とも、、、
「僕もごめんなさい、、なんか悲しい気持ちとか聡ちゃんを失いたくない気持ちとか合わさっちゃって、2人に声荒らげるようなことしてごめんなさい。」
風「さっ！そうと決まれば先生に言わないとな。早い方がいいよ。」
風磨くんが真剣な顔で聡ちゃんを見てそうやって言ってて、みんなで頷いた。
それからすぐに先生に伝えた。
先「では、変えるということでよろしいですね。
松島さんには薬変えることお伝えしますか？」
風「今は伝えないことにします。抗がん剤をやめて体調回復したら俺達から一言伝えておきます。」
先「わかりました。では明日から抗がん剤を1週間ほどストップしますので。あとは皆さんで松島さんを元気にしてあげてください。」
久しぶりに元気な聡ちゃんに会えるんだなって思ったらなんだか少し嬉しかった。
病室に戻ると変わりなく眠っている聡ちゃん。
僕のことを見てね、、？聡ちゃん。
薬止めてる間だけでも聡ちゃんが元気でいれますように。そう願って面会時間ギリギリまで聡ちゃんの傍にいた。
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(名前)(プロフ) - 聡けん美茶さんの小説面白くて素敵です！ (2021年8月25日 16時) (
レス) id: 26b447f862 (このIDを非表示/違反報告)
聡けん美茶(プロフ) - ちょろさん» こんばんは！コメントありがとうございます。亀すぎる更新ですがこの後もまだまだ続く予定です！ (2021年7月20日 0時) (レス) id: 9db69f30c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょろ - これはまだ続きますか？？？ (2021年7月20日 0時) (レス) id: e82285bd97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聡けん美茶 | 作成日時：2021年1月30日 2時
