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中島side
ついにそうちゃんの治療が始まって3日が経った。
声が出せないそうちゃんの体調の変化を見逃さないようにしてるんだけど、なかなかうまくいかなくて…
聡｢っ…おぇ…げほげほ…っ…うぇ…っ｣
え、まって吐いちゃってるじゃん…気づかなかった…汗
風｢松島っ！ごめんごめん気づかなくて、、こっちに吐こうな？ゆっくりだよ？｣
勝｢大丈夫だからね、先生呼んだから落ち着こうね！｣
マ｢聡ちゃん…苦しいね…｣
苦しさを言葉にできないそうちゃんは完全に参ってしまっている。
聡｢けほけほけほ…っ…｣
しばらくすると先生が来てくれて、着替えもさせてくれた。
着替えを終えるとぐったりと横になって目を瞑るそうちゃん。
治療ってこんなに苦しいんだね…。
俺たちに出来ることなにかないかな…
そっから高熱を出すそうちゃんの汗を拭いてあげたりしてたけど面会時間の終わりがきてしまった。
健｢また明日くるからね？｣
頭を撫でてから病室の外に4人で出た。
無言で歩いてると
風｢あんなに辛い治療だったんだな。簡単に治療しようなんて言ったけど、良かったんだよな…｣
菊池が急に口を開いてみんな内心ビックリしたと思う。
勝｢うん…俺ちゃんと聡くん支えられるのか不安になってきた…｣
マ｢僕も不安…聡ちゃんに何かあったらどうしよう…｣
確かに不安だよな…
｢俺も凄く不安だよ。けどそうちゃんの体が病としっかり闘ってる証拠なんだ。だから俺は怖がらずにそうちゃんと向き合ってあげたいって思ってる。
確かにそうちゃんは辛いと思うけど、でもこれ乗り越えたらそうちゃんが大好きなダンスも歌も続けられるんだ。｣
そう、治療を続けないとそうちゃんはもう一生アイドルに戻ることはできない。
すなわち治療がうまくいかないとそうちゃんは戻って来れないってこと。
また誰も喋らなくなってしまった俺ら。
神様は味方してくれるって信じてるからな。
毎日お見舞いに来ることを改めて心に決めたところで
それぞれ帰ることにした。
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(名前)(プロフ) - 聡けん美茶さんの小説面白くて素敵です！ (2021年8月25日 16時) (
レス) id: 26b447f862 (このIDを非表示/違反報告)
聡けん美茶(プロフ) - ちょろさん» こんばんは！コメントありがとうございます。亀すぎる更新ですがこの後もまだまだ続く予定です！ (2021年7月20日 0時) (レス) id: 9db69f30c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょろ - これはまだ続きますか？？？ (2021年7月20日 0時) (レス) id: e82285bd97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聡けん美茶 | 作成日時：2021年1月30日 2時
