ボディーガード��part4 ページ5
喫茶オーナー「またあ？」
ありさ「お願いします」
喫茶オーナー「メニューになかったのに親父がありさのために追加したやつを、あっお父さんだったわ〜はあ〜もう待ってなさい」
ありさ「はーい」
「あの、、、さ、」
ありさ「ん？」
「なにそのジュース」
ありさ「初めてここに来たのはわたしがまだジャニーズ入る前、お父さんに連れてきてもらって。その時に週２日きてて、それが父親と過ごした最初で最後だったの」
「は？」
ありさ「あ、いや、あれよ？家族でとかはあるよ？でも父親と2人でってのはなかったんだよ」
「へえ〜」
ありさ「でその時に作ってくれたの。その時のおじさんが、パパのお友達なんだよって紹介してくれて」
「え、それがゆうじさんのお父さん？」
ありさ「そ。でパパ言ってた。ママとパパが初デートの場所だって」
「そんな前からあんの？ここ」
ありさ「代々継いでるらしい笑」
「じゃあ〜ゆうじさんで止めるわけにはいかないな」
ありさ「いや、もう自分の代で終わらすらしいよ」
「え」
ありさ「あとは家族じゃない人に渡すって」
？「華波がやってくれたら助かるんだけどね〜」
ありさ「けん！」
？「久しぶり」
「けん？えっと〜誰ですか？」
？「ゆうじがお世話になってます」
「え、ゆうじさんのお兄さん？」
？「きみは？」
ありさ「彼氏！」
？「まじ？笑」
「あ、いや、違います違います！俺ありさと同じグループの菊池風磨です。」
？「だよね笑」
「えっ」
？「あ、いや、こいつは彼氏なんか一生作らないって言ってたから。」
「ああ、」
？「てか、勝手にゆうじ、この店のオーナーって名乗ってんの？笑」
？「あんたが店ほったらかしてるからね。俺大学生なのにさ、」
「え、ゆうじさんそうなの？」
オーナー代理「そ。俺はオーナー代理、本当のオーナーはこの人、俺はこんなアラサーにはなりたくないね」
喫茶オーナー「すいませーん。ま、俺はやりたいことに溢れてんの。てかそんなやりたいならここお前にあげるわ」
オーナー代理「はっ？」
パンッ！！
「ちょ、なに、ゆうじさん」
喫茶オーナー「何思い出してんのかなあ？」
「すいません、昔のことを」
喫茶オーナー「て言っても3年前のことでしょ」
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作者名：佐倉バナナ | 作成日時：2023年10月2日 3時
