彼は私のボディーガード！？

高学歴 ページ21

ありさ「だから、大学のあと仕事あったりしたら車で迎えに行ったりしてるから愛乃に送ってもらうことできるの」


風磨「まじ？」


「まじです。すいません。黙ってて」


風磨「そんな頭いいんだ？」


「や、私よりお姉達が」


ありさ「いや、私は早稲田だよ？普通よ。上には東大がいるからね」


風磨「ま、まぁそうだけど……そう考えてみたらうちのグループ6人中4人が高学歴だな。中々ないグループだわ」


ありさ「だね。マリウスが上智で風磨が…… ﾌﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙ。はい？なに？え？は？まじ？わかった。今すぐ行く」


風磨「どした？」


ありさ「ごめん。後で連絡する！」


ｶﾞﾁｬｯ


ﾊﾞﾀﾝｯ


「大丈夫ですかね？」


風磨「多分大丈夫だろ。まぁなんかあったら連絡くるし」


「あ、風磨さん。寝てください」


風磨「え？」


「フラフラですよね？無理して起きてなくていいですから」


風磨「、、、寝る」


「はい」


あ、愛乃お姉からLINEきた。


今着いたってことは


ｺﾝｺﾝｯ


ｶﾞﾁｬｯ


？「華波、行くよ」


華波「あ、うん」


愛乃「風磨さんに言わなくていいの？」


華波「あとでLINEか電話する」


愛乃「そ。じゃあ行こう」


華波「うん」


〜車内〜


「いいの？」


愛乃「あぁ、うん。どっちみち行かなきゃだから」


「なんで？」


愛乃「永瀬さんのせるから。あと2時間で次の仕事」


「忙しいんだね」


愛乃「いや、あんた同じ大学」


「永瀬さんは学部どこ？」


愛乃「社会学部」


「じゃあ会ってないわ」


愛乃「会わないんだ？入学式は会ったんじゃない？」


「会ってるかも。けど別にアイドル興味ないから」


愛乃「といいつつ菊池さんと仲良いね」


「お姉こそ、どうなの？」


愛乃「な、何が？」


「中島さんと」


愛乃「はぁ？べ、別に何もないよ！」


「ほんとにぃ〜？？」


愛乃「ないから！もう、お姉みたいなこと言わないでよ」


「え、ありさお姉も？」


愛乃「そうよ。2人似てるね」


「まぁ姉妹だし？」


愛乃「よかったわ。私はお姉に似てない」


「お兄だよね。クールでドライなとこ」


愛乃「私のどこが？」


「表面上だけ」


愛乃「あ〜表面ね。よく言われる」


「大丈夫なの？あれ」


愛乃「あ〜、なんか目覚ましでも取り上げられてたね」

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