彼は私のボディーガード！？

アイドルだから ページ12

ありさ「学校に決まってるでしょ。まだジャニーズ入ってない時にね？お兄がデビューした翌年に小学校に入学した時。みんなにバレてさ。当時顔似てたから、そっくりではないよ？ただ眉の濃さとかちょっと顔が濃かったから似てて」


風磨「え、いま全くだけど？いまってか、俺が初めてありさに会った時も」


ありさ「だってジャニーズ入った時には眉、普通になって顔もお兄とちょっと似てた部分も全くなくなったからね。いきなり」


風磨「じゃあ、ジャニーズなる前のありさは誰も知らないんだ？」


ありさ「いや藤ヶ谷くんとか、大くんは知ってる。ジャニーズなる前に会ってるから。あ、あとお兄以外の嵐のメンバーも、他は誰だろ？忘れた」


風磨「そっか」


ありさ「だから、妹をお願いします」


風磨「はい」


ありさ「あ、でも風磨。アイドルなんだから顔は守ってよ？」


風磨「わかってる」


ありさ「撮られたらダメだからね？」


風磨「わーてるよ」


ありさ「そりゃわかるよね。だって10年いるもんだもんね？」


風磨「10年居ても分かんない人もいるけどな」


ありさ「それ色んな先輩いるからね？怒られるで」


風磨「気をつける」


「菊池？」


風磨「あ、中島」


健人「ボディーガード順調？」


風磨「あぁ」


健人「そ。よかったな」


風磨「中島は？惚れたんだろ？その子に」


健人「全然！しかも、あんま会えないし。キンプリのマネージャーだからな」


風磨「あ〜いまあいつら忙しいよな？デビューしたばっかだから」


健人「うん。もう吹っ切れた？」


風磨「いや？でも、少しずつな」


健人「俺は愛乃に一目惚れしてそっからだわありさのこともう過去に出来たのは」


風磨「すぐに？」


健人「初めて会ってそんな日にち経ってないけどさ。会うたびに好きが増える」


風磨「ぞっこんだなwwww」


健人「菊池も幸せなれよ」


風磨「いやなってから言って？」


健人「だなwwwww」


〜数日後〜


いつものように華波ちゃんを迎えに


「あ、風磨」


風磨「え？華波ちゃんは？」


ありさ「あ〜今日はいいよ。ボディーガード」


風磨「なんで？」


ありさ「体調不良………って言っとく」


風磨「本当は？」


ありさ「お兄に怒られた」


風磨「怒られた？」


ありさ「うん。昨日の夜、いきなり一人暮らしするって言い出して」


風磨「で？」


ありさ「華波只でさえ、いまストーカーに追われてて風磨が護衛？してくれてるわけじゃん？安心ちゃ安心だけど一人暮らしはね」

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