だれでも良くないか? ページ11
風磨「でもお姉ちゃんキンプリのマネージャーじゃなかった?」
華波「あ〜みたいですね。愛乃お姉はアイドルを嫌いとか憎むとか無かったですから、まぁ、見た目そんな感じですけど実際は違います」
風磨「そうなんだ?あのさ、一個聞いていい?」
華波「はい」
風磨「なんで俺?」
華波「風磨さんにあの時、出会ったから。ただそれだけです」
風磨「だったら別に俺じゃなくても」
華波「あの場に居たのがもし風磨さんじゃなかったとしても助けを求めると思います。でも私が出会ったのは他の誰でもない。風磨さんなので」
風磨「ふっ、そっかwwww」
華波「あ、今日もありがとうございました」
風磨「いや別に。じゃあまた明日な」
華波「はい!」
〜撮影〜
「風磨!風磨!」
風磨「なに」
ありさ「なにじゃないよ。ぼーっとしてどしたの?」
風磨「いや?何もない」
ありさ「そう?あ、華波のことだけどね。辞めたかったらいつ辞めてもいいから」
風磨「は?」
ありさ「ボディーガード?面倒になったら辞めていいよ。だって風磨の本業はアイドルだし」
風磨「やるから、約束したし」
ありさ「ふふっ。風磨らしくないね?そんなのやらないって感じなのに」
風磨「そうか?別に普通だろ」
ありさ「華波には沢山辛い思いさせたから、だからさ?風磨」
風磨「ん?」
ありさ「そばにいて話を聞いてあげて?ただそれだけできっと救われるから」
風磨「うん」
ありさ「後悔したことあった。友達の妹が華波と同じ学校だったから聞いてたの、イジメのこと」
風磨「え?まじ?」
ありさ「私のせいで苦しくて辛い思いするなら辞めようかなって思った時も多々あった。でも、そんなことしたら余計に辛い思いするってありさが余計なことしたせいでもし悪化して酷くなって今以上にもっと辛く苦しい思いしたらどうするんだ?って言われた」
風磨「松本くんに?」
ありさ「やっぱ業界の先輩は言うことが違うわ」
風磨「ありさは無かったの?まだ妹達が産まれる前、松本くんジャニーズなわけじゃん」
ありさ「いや華波はまだ生まれてなかったけど愛乃はお兄がジャニーズに入った7ヶ月後?くらいに生まれた。まぁ愛乃は生まれてた時すでにお兄がジャニーズなってたから、お兄との思い出はあんまないみたい。私はお兄がジャニーズなるまではあった。なってからは私もジャニーズになって話す機会増えたけど私だっていじめられたよ」
風磨「え、ここで?」
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作者名:佐倉バナナ | 作成日時:2023年10月2日 3時