特別編�� ページ50
？「あ、久しぶりやん。クレア」
「あ、まさかどぅ」
正門「もうええて。その変なやつ笑」
「すいませーん。正門くん」
正門「くん付けしたことないやろ笑」
「はいはい」
正門「てきとーやな！相変わらず！」
「30歳なったん？」
正門「まだや！」
「てか髭剃った？」
正門「剃ったわ！」
「いや剃ってないやろ。あ、時間の問題か。」
正門「もういいわ！その弄りは！」
「え？もとめてんのやろ？笑」
正門「もとめてへんから！」
「そんなパリパリすんなって！」
正門「パリパリって俺お菓子食べてんのちゃうわ！それいうならカリカリやろ！」
「カリカリは梅干しやろ？それこそうめ______やん」
正門「それはそうやけど普通怒ってる人に対してカリカリやろ！」
「え、怒ってんの？」
正門「クレアが弄るからや！」
「え、でもさ、正門はうちにメールとかでクレアは変わらんと一生そのままでおってなって言ってたやん？」
正門「そうやけど意味ちゃうわ！！」
「いや説明してもらわんと分からんて」
正門「そんなあほちゃうやろ！」
「アホです。偏差値30、いや20くらいなのよ。私」
正門「絶対嘘！俺廉に聞いたことあるで、小学校の頃のテストとか…」
「は？嘘やん！あいつ言うたん？え、いつ？まって、初耳やねんけど！」
正門「俺と廉だけの秘密や」
「うわー、最低やん自分ら、廉のことはあとで_______」
正門「うわ、王子と王様に守られてる姫がそんな汚い言葉使ったらあかんやろ」
「プライベートまでいいわ。そんなん」
正門「ファンが見てるかもやで？」
「あー正門と熱愛撮られるかもね」
正門「それは困る。俺が」
「はあああ？困んのうちやし！てかそもそもなんで？会いにきたのには理由あるやろ？」
正門「実は俺辞めようかなって思ってた」
「また、過去形…」
正門「また？」
「あ、いや別に何もない！！」
正門「また隠すやろ…」
「いやこれはほんまいつか分かるやつらしいから！うちもまだ知らんし」
正門「あのさ、ずっとアイドルやっててな？でいつか追いつくから」
これが叶わない未来があることを
この時のわたし(おれ)たちは想像してなかった
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作者名：佐倉バナナ | 作成日時：2023年3月12日 22時
