明日で10月 ページ35
？「なぁ、クレア？」
「紫耀……」
紫耀「玉森くんが好きなんやろ？」
「うん…でも玉森くんはもう私なんか」
紫耀「玉森くんが言ったん？」
「違う」
紫耀「なら勝手に決めつけてるだけやん」
「そんなことない」
紫耀「自分のことしか考えてないな？やっぱり」
「は？私がいつ？」
紫耀「廉はずっと好きやってん！今どんなに辛い気持ちでクレアの側におるか分かってんの？」
「………」
紫耀「玉森くんも！いきなり家出て行って好きな子が可愛がってる後輩の彼女なって…どんな気持ちかわかってんの？」
海人「紫耀！言い過ぎ！」
紫耀「こいつがいつまで経っても分からんからや！」
「私だって！嫌だよ！玉森くんと…」
紫耀「じゃあ、話し合え！」
「そんなこと、、、できるかな…」
紫耀「できるかな？ちゃうわ！すんねん！！いつまでも逃げんな！！」
「でも……！」
はぁぁ…もう何言っても無駄か……
？「ちゃんと伝えなさい！」
この声は＿＿＿＿＿＿＿
____________________お兄ちゃん
兄「素直になりなさい！好きなんだよね？」
「うん……」
兄「今のクレアは周りを傷つけてるんだよ？」
私が1番したくなかった
傷つけること
「だったら、、、、どうしたらいいの！！」
兄「簡単だよ。ただただ、、、素直になればいい」
「できない、できないよ！！」
兄「じゃあ、玉森くんのそばにいて幸せじゃなかった？」
「幸せだった！めちゃくちゃ幸せで、、、幸せで」
兄「ならもう答え出てるよ」
「えっ…」
兄「もっと簡単な質問するね」
「うん」
兄「辛い時、苦しい時、楽しい時、そばにいて欲しいのはは？嬉しい時、伝えたいのは？誰？」
「お兄ちゃん！！私……」
兄「やっとわかった？」
「ありがとう！お兄ちゃん！紫耀、ごめんね？」
兄「感謝するの僕じゃないよ」
紫耀「謝るんも俺ちゃう」
そうだ！私は……沢山傷つけた
なのにそばにいてくれた
私が謝る相手も感謝する相手も
＿＿＿＿＿＿＿廉
好きになってくれてありがとう→←俺のライバルに！？�．薀好�
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作者名：佐倉バナナ | 作成日時：2023年3月12日 22時
