漆黒×新マネージャー①part6 (ページ10)

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弟と姉ちゃんページ10

？「なにー？どしたの？廉」

廉「なあ、姉ちゃん」

麗「なに？」

廉「何かは言わんけどさ…生きるってすごいよな」

？「なにそれ笑廉」

麗「命の尊さ？」

廉「うん」

弟「俺分かるで」

麗「あんたに分かるか？」

弟「俺の親友、守ってくれてん」

廉「誰を？何を？」

弟「廉のファンのこと俺が守ろうとしてん。轢かれそうなったから…したら俺まで轢かれそうなってな？で…」

廉「は？うそやろ」

麗「それ知ってるわ」

廉「え、俺だけ知らんの？仲間外れやん」

麗「廉のファンのこと守った。で類はもしかしたらここにいないかもしれない、そんな話できる？」

弟「俺ね、一時期…それがあって嫌いだった。廉たちのファン」

麗「ちょうど店の近く」

廉「まじか…え？今年やんそれ」

麗「いや、ここ私がくる前は違うの建ってたの！分かんない？意味」

廉「あ、そういうことね」

弟「だからさあ、もし…命を簡単に捨てようとするなら、言ってあげて。諦めんなって。で、、、そうじゃなくてまだ生きたいけど生きられないなら…ただそばにいるだけでいいんじゃない？それだけで救わられるでしょ。人って」

麗「ま、そういうものよね」

弟「家に呼ばれたから何かと思ったらめちゃくちゃ暗いから。びっくりしたよ」

麗「廉はどうしたいの？その人に」

廉「生きて欲しい」

麗「そっか。でもさ？その人は何を望んでるの？生きること？生きて何するの？苦しんででもこの世に生きることを選択して欲しいと思うの？違うでしょ？廉はその人の笑顔がみたいんじゃない？」

廉「なんでそれ」

麗「お姉ちゃんですから」

廉「なんやねんほんま」

弟「家族っていいなあ！ほんと」

廉「うっさいわ」

麗「ふふっ、あ、今日泊まるからね」

廉「いいけど」

弟「もちろん俺も！」

廉「はいはい」

弟「今日の廉素直すぎて気持ち悪いんだけど！」

廉「なら帰れ」

弟「うわあ、出たよ」

麗「あっはははっ！平和だねえ。永瀬姉弟(きょうだい)は」

そう、この平和が世界中ずっと続けばいい

平和しか存在しなくていいのに、、、

なーんてね？？笑