漆黒×新マネージャー①part6 (ページ8)

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弟？ページ8

「何しに来たんや」

それは5月のとある日

？「え、泊めて」

廉「いや俺忙しい。家帰って」

？「え？廉の家は俺の家だよ？」

なんやねんこいつ。某アニメの

歌がクソ下手なマイク持つとみんなが

耳塞ぐやつみたいなこというやん。

めちゃくちゃめんどいねんけど…

廉「ちゃうから。俺の家」

？「いや俺弟」

廉「は？」

確かに類は弟やけど

弟「今度姉ちゃんの家行こうよ」

廉「は？」

弟「あ、店にしよう」

廉「絶対怒られるやん」

弟「なんだかんだ甘いじゃん、俺らに」

廉「ま、確かに」

弟「あとさぁ、廉…俺高校生だよ？」

廉「いや、だからやん！はよ帰れって」

弟「それはないよ」

廉「めんどくさい、めんどくさい」

弟「あ、姉ちゃんには内緒ね？」

またこいつ俺にとってどうでもいい話を

語り始める。しかも毎回勝手に

やから俺は仕方なく、というか喜ぶから

廉「なんの話や。今度は」

弟「聞いてくれる！？あのさ～」

語り出そうとした類はめちゃくちゃ

高校生らしく目がキラキラしてる

廉「うん」

こういうとこは可愛いと思う。素直に

弟「俺、この人と付き合うことになった」

いつも通り適当に返事をするはずだった

けど今回はそうもいかなくて……

廉「はあああ！？お前、まじか？」

弟「まじです」

廉「いやあの女優さんと？」

弟「の妹」

廉「わかってるけど…いやてかあの人って妹おるんや。そこがまず知らんからな」

弟「ほんと0か、100だよね。興味あるかないか」

廉「当たり前」

弟「家族構成とか知っておかないとダメだよ！俺の奥さんなるかもしれないんだから」

廉「いやお前付き合い始めたとこで何言うてんの」

弟「いやそうだけど！めちゃくちゃ本気なの！」

廉「はいはい」

弟「高校生が何言ってんだって思ってるよね？」

廉「高校やから遊べるやん。しかも俺らと同じ世界ちゃうんやし。遊んだら遊んだで色々撮られたりする世界やから…一般人は…」

弟「いや無理だよ？家族や友達にジャニーズいたら周りの関係整理とかしないといけないの。え、まさか知らない？俺らにだって自由ないこと」

廉「嘘やん」

弟「ほんと。廉のことだから知ってると思ってた」

じゃあもしかしたら、ずっと浮所の妹は類
　

みたいな思いしてたってこと？

思いっきり一般人やのに

弟「その中で生活してるからさ」

廉「ごめん.........」

弟「いやもういいよ。今更だし」