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2人っきりにされた ページ28
「なんか変な気遣ってくれたんやな。姉ちゃん」
廉「そうやな…なんか恥ずいわ」
初「でも廉の気持ちも分かる」
廉「え？」
初「俺やって最初病気のこと聞いたときは治そうと思って必死やったよ」
廉「そうなん？」
初「でも日に日に自分が自分じゃ無くなるの見てもういいかなって思って」
廉「あ〜」
初「まあでも後悔は一つある」
廉「ん？」
初「俺の夢叶えたかったな」
廉「夢？って、、、まさか・・・・」
初から聞いたことがある。俺の夢は・・・・
同期が仲間がデビューして全国に世界に
知ってもらうこと、仲間たちがみんなを笑顔に
してる姿みたいっていつか教えてもらったな〜
「廉、ちょっと寝るわ」
廉「あ、うん」
規則正しい寝息が聞こえてきた
俺もそろそろ帰るか……
あ、枕になんかある。これ・・・・！
初はもう分かってんねんな
少しずつ終わりが近づいてることに
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作者名：佐倉バナナ | 作成日時：2023年6月7日 11時
