室家で・・・ ページ17
〜その頃おれたちは〜
リビングで
将也「小瀧って苗字……もしかして、のんちゃんの?」
龍太「のんちゃんの姉ちゃん」
将也「あれ?7歳上の人じゃ」
龍太「その人は茉梨の妹!茉梨はプロのダンサーて高校大学とかでダンス講師やから伏せとってん」
将也「へぇ〜!お兄も好きなん?」
龍規「うん。けどもういい」
龍太「やっと諦めた?」
龍規「だって、おかんに紹介するって…相当やもん今まで彼女出来たことないけど出来たとしても結婚なんかしないって言うてたやん?やのに」
龍太「あー、7月にさ、付き合って言われて……は?何こいつって思ってん。まー、1ヶ月だけやしって感じで」
将也「そんな軽いん?」
龍太「アメリカに帰る予定やったから」
龍規「龍太が惚れたら話は別やってんな」
将也「で結果惚れたってことか!」
龍太「グイグイ来てwww」
龍規「俺がどんなにアプローチしても無理やったし出会いも龍太より早いねん!やのにな〜」
将也「長さじゃないから」
龍太「将也はおるん?」
将也「おっ、おらん!」
龍規「怪しいな〜」
「将く〜ん!龍樹〜!龍太〜!」
龍太「はーい。将くんって」
龍規「照れてるって惚れた?」
龍太「あかん!」
将也「なわけないやん」
龍太「絶対あかん!」
「あのさ〜、早よして!」
龍太「すいません」
〜ダイニングキッチン〜
室ママ「空港まで送るんよね?」
龍太「うん」
室ママ「送らへんの?」
龍規「仕事あるなら俺が……」
龍太「いや大丈夫。俺が送るから」
将也「バチバチやなwww」
茉梨「うるさい!早よ食べて」
龍規・龍太「はい……すいません」
室ママ「いい奥さんなるね」
茉梨「うちなんか全く!」
室ママ「そういえば年齢って」
将也「失礼やん!何歳?」
龍規「将也もや!」
茉梨「30歳です。すいません」
室ママ「え!!24歳の間違いじゃなくて?」
茉梨「光栄ですけど違います」
室ママ「綺麗でスタイルもいいからモテるでしょ?」
茉梨「普通です」
龍規「俺以外にも告白されてた奴がよー言うわ」
室ママ「え、龍規告白したん?」
龍規「昔な?まだ20代の時」
龍太「最近もしたやん」
龍規「正直、龍太がここに連れてくるまで諦めてなかった」
茉梨「ごめん」
龍規「幸せなれよ?」
茉梨「うん」
龍規「結婚式って……あー!俺も招待状来た」
茉梨「仲良かったもんね」
龍規「いかん」
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作者名:ありりんりん | 作成日時:2018年7月25日 0時