彼女の特別な日 ページ37
そして、ついに誕生日の日が……
「電話きた？」
真鳥「龍太の彼女や」
茉梨「いや名前あるからwww」
真鳥「まだきてへん」
茉梨「やっぱ無理なんかなー？」
真鳥「どやろ」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
茉梨「よかったやん」
真鳥「あ、うん」
「茉梨〜」
茉梨「じゃあ、またね。うちも楽しんできますわ」
真鳥「はいはい」
〜テレビ電話〜
『まとくん？』
真鳥「おっ、大丈夫なん？」
涼香『誕生日やから電話するいうたやん』
真鳥「久々に顔見れて嬉しいわ」
涼香『それはうちもです』
真鳥「髪切ったん？」
涼香『邪魔なったからね〜』
真鳥「最近どう？」
これだけじゃ分からんよな
涼香『適度な距離保ってんで？』
真鳥「え？」
涼香『そのこと聞きたかったんやろ？』
真鳥「なんでわかったん」
涼香『再来月で付き合って2年やけどまとくんにずーっと片想いしてたんやから分かるよ』
真鳥「離れて不安なってさ」
涼香『うちもやで？先生に彼氏おる。名前も言ったら、うちが監視しとくって』
真鳥「だからよく声かけられるんやな」
涼香『そうなん？』
真鳥「うん。龍太から、いっつも視線感じるwww」
涼香『先生戻ってくると思ったのになぁ〜』
真鳥「あの龍太が本気で惚れるとはな」
涼香『うちもびっくりしたよ！龍太くん恋の噂無かったやん？そんな龍太くんがね』
真鳥「叶わない恋しかせんかったらしいよ？文一くん情報」
涼香『そうなん！？好きなったことあるんや！』
真鳥「失礼やなwww」
涼香『だって、龍太くんの性格って冷たいというかさ？優しいは優しいけど』
真鳥「たしかにそやな〜」
涼香『けど先生なら龍太くんと相性いいんやない？』
真鳥「なんで？」
涼香『結婚願望ないから！恋愛できて嬉しいって言うてたで』
真鳥「恋愛経験豊富な見た目してるけどな」
涼香『それが嫌らしいよ？あ、舞台お疲れ様』
真鳥「あー、ほんま疲れたwww」
涼香『多分これからも観に行かれへんけど』
真鳥「分かってることをいちいち言わんでええ」
涼香『すいませーん』
真鳥「顔見たら余計に会いたくなった」
涼香『それはまとくんだけちゃうよ』
真鳥「え？涼香も？」
涼香『うん、って言わせんといてよ！』
真鳥「顔見えるから真っ赤なんわかるで？あっはっはっwww」
彼女の特別な日�□�←室家の次男の……はあの人のお姉ちゃんで…
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作者名：ありりんりん | 作成日時：2018年7月13日 23時
