美の野球少年は・・・① (ページ9)

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正月(家) ページ9

？「・・・・・・・・ん、お兄ちゃん！」

「なに遥」

？「なにってこっちが何だわ！」

「あー、はい」

遥「ありがとうございます」

「こういうときだけ」

遥「あ、そうだ。クレアにもらったらしいね」

「うん」

遥「年下にもらうのはどうかと思うけどね」

「こっちのセリフ！兄にたかるのはどうかと思うよ？」

遥「そこはいいでしょ」

「あのさ、遥」

遥「ん？」

「舞台、、、みにくる？」

遥「えっ、」

「予定とかあるかなーって」

遥「あーあった」

「えっ」

遥「めちゃめちゃ行きたかった！！」

「ん？」

遥「でも当選しなかったから、」

「えっと、ファンですか？」

遥「関係者席とかそういうの使いたくないし、そもそも使ったらバレるでしょ。お兄ちゃん隠してるじゃん。もうすぐ高校生の妹がいること」

「そうだけど、当選とか落選ってことはもしかして今までライブ来てくれてたのって」

遥「当たってたから」

「あ、そうなんだ」

遥「じゃあ頑張ってね〜」

「はい」

妹が来なくてよかったな。ってわかるまで

そう時間がかからなかった、、、

もし当選してて、この時きてたら

ファンにいじられてアンチとかに色々

言われてた。それだけは避けたかった。俺が

どうしても守りたいのはメンバーと家族だから

どうしても遥だけは守りたい…