妹の卒業式の日 ページ45
家にいたら妹がいた
「卒業おめでとう」
遥「ありがとう・・・。」
「３年間おつかれさま」
遥「おにいぢゃあああ〜ん」
「なんでいきなり泣き出すんだよ笑 はい」
遥「なんで今日そんなやざじいの〜(涙)」
ティッシュ渡しただけなのに
「ふつうだけど？」
遥「ママ〜パパ〜」
母「来月からは高校生なんだからね？」
父「そうだぞ。今までみたいにはいかないからな」
「いやそれは別に」
父「甘えるのはこれからも仲良いであろう美零ちゃんだけにしなさい」
母「そうね笑」
父「美零ちゃんも同じなんだろ？来月から」
遥「わかんない。それは」
「え、待って待ってそうなの？」
遥「ひみつ〜」
「ふーん」
遥「てかお兄ちゃん学校は？」
「いや、俺テストしてきたって言ったよね」
遥「あ、そっか！だからか！」
「相変わらずだね遥」
遥「うるさい！！」
「ねえねえ。２人とも」
「なに？」
カシャッ
遥「は？撮ったの！？」
父「いいだろ。別に」
「じゃあいいよ。はい」
遥「めちゃくちゃ決めるね」
「え、いや遥に言われたくないわ」
遥「いやいやいやいやお兄ちゃんに言われたくないよ」
カシャッカシャッカシャッカシャッ
「どんだけ撮るの？」
遥「ね」
「来年は俺のとこだな」
遥「いや行きません」
「は？いやいや俺さんざんイベント毎行ったよね」
遥「いや、てかそもそも呼んでないし、」
「遥」
遥「なに」
「改めて、卒業おめでとう。」
俺はこのあと、仕事に行きました。
とあるリハーサルをしにね
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作者名：佐倉バナナ | 作成日時：2022年11月4日 8時
