美の野球少年は・・・① (ページ38)

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バレンタインデー①ラストページ38

「そんなことないっすよ！」

クレア「いつかは旅立つよ。あの5人からは」

「5人？」

クレア「うん。」

「それってその、」

クレア「今も付き合いしてるし、今もうちを守ってくれる人は6人やって思ってる。でも、、、いつも近くにおるのはあの5人ってことを言うてるだけ」

「あっ、」

クレア「美少女にも紅一点なんかの間違えで入ったら分かるよ。その紅一点が色んな場面で我慢して、我慢して、甘えなあかんとこで甘えへん、頼らなあかんとこで頼らへんって人になっていって、、、気づいたら独りで苦しんでるよ。」

「いやそうなったら俺らはそばにいるので！」

クレア「簡単ちゃうから、そばにおるって」

「えっ」

クレア「廉も紫耀も、うちになんかあったら1番そばにおるし駆けつけるけどそれは簡単ちゃうよ。言葉にはいくらでもできる」

「・・・・・・・・・・はい。」

クレア「って説教やな。これ笑」

「いや、」

クレア「じゃ、また来年渡すわ〜」

「はい！！待ってます！！」

クレア「うん。待っといて〜「何が待っといてなん？」

？「遅いから何してるのかと思えば那須と遊んでた？仕事は！？」

クレア「うるさいな〜息抜きや！」

？「俺らじゃ無理ってことなん？」

クレア「いやそういうわけちゃう、」

嫉妬かな、俺ダメだったかな、そうお前ば

紫耀くんが近づいてきて

？「那須」

「あ、はい」

？「ありがとうな。毎年、受け取ってくれて」

「あ、いえ、嬉しいので」

？「那須も相手がもし出来たらこれ終わりにしていいからね?」

「え、」

？「学校にアイドルに忙しいのにしてるからさ、笑」

「あっ、はい笑」

クレア「ちょ、何話してんのー？」

？「何も話してないよ笑ほらいくよ」

クレア「はーい」

ああ、先輩たちがクレアちゃんの近くにいるのは

好きで好きで仕方ないからなんだ。

無理してるとか、そんなのことないんだ

だからこそもしクレアちゃんが廉くんたちから

離れたらきっと廉くんたちは怒ったりはしない

ただただなんで？ってなる。俺たちなんか気に触ること

した？ってきっとクレアちゃんを責めたりはしないな

この3人の関係ってそこまでいってるはずだから