美の野球少年は・・・① (ページ37)

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バレンタインデー① ページ37

毎年の行事、、、

ｺﾝｺﾝッ

　
？「あ、那須く〜ん」

「やめてくださいよ。クレアちゃん」

クレア「え、いいやん！別に」

「でなんですか？」

クレア「はい」

「あ、ありがとうございます・・・。」

クレア「ん？」

「あ、いや、今年はだって、その、、僕に渡して大丈夫ですか？」

クレア「あー笑」

「その、」

クレア「ちゃんと渡したよ。彼には、特別なもの」

「あ、よかったです笑」

クレア「なんで気にしてんの？」

「だって嫉妬とか、」

クレア「あ〜」

「あ、でもしないすよね。あの人大人だから、」

クレア「いやそんなことない。那須とうちは歳近いし、嫉妬とかもうせえへんって思ってたけど最近、、、なんかね？笑」

「そうなんすか？意外、、、イメージと違いますね」

クレア「やんな！違うやろ笑」

「あと、先輩」

クレア「ん？」

「なんか今年に入ってから多いっすね」

クレア「何が？」

「か、関西弁が、」

クレア「あ〜笑」

「なんか理由あるとか」

クレア「何でそう思うん？」

「だってずっと使ってなかったから。なんか、封印してるみたいに、」

クレア「あ〜ティアラにも言われた。クレアちゃんはもう関西捨てたの？って笑」

「ファンレターで？」

クレア「うん。そんなわけないのに、、、」

「なんか理由とかあります？関西弁使わなくなった原因で、また使ってる理由」

クレア「あ〜それは、、、」

「えっ、」

クレア「うん。最低やろ笑まあでもファンの人からしたら今更って思ってもしゃーないし、」

「でもそれはクレアちゃんがちゃんと決めて、」

クレア「そうやけど、裏切ったも同然やから」

「えっ」

クレア「戻るって、関西の魅力広めて戻るって言うたのに結果こっち(東京)でデビューして、それで、、、関西弁使ってたらファンの人からしたら中途半端やし大ちゃんたちにも悪いやん」

「けど関西弁で話さなくなった方が」

クレア「うん。分かってる、ずっとわかってた。けど廉はすごいな〜」

「えっ？」

クレア「ずっと抜けへん。関西捨てたとか、そういうの言われてた時期あったけど・・・。だからこそうちは廉のそばにおったら色々言われるんやろな〜」

「え」

クレア「離れるべき」