私の嫉妬 ページ8
Aside
ブースの中に入ると、やっぱりミンジュンさんを遠くに感じた
私…嫉妬してる…
自覚すると、ミンジュンさんとの繋がりを思い出して、嫉妬心が大きくなった
甘いラブソングが、悲しいラブソングに変わった
そのことに、ミンジュンさんは気づいたようで、何度も取り直しをして、最後にはストップがかかった
ミンジュンさんに止められると、ジュニオッパが来て、私の横に座った
ｼﾞｭﾆ「まだ引きずってるのか、映画のこと」
A「違う…」
私は…嫉妬してるだけ…
オッパは、私の頭にはまっているヘッドホンを外してくれた
ｼﾞｭﾆ「今日までに仕上げないと、明日はソウルに居ないんだぞ」
A「分かってる…」
充分に自覚して、レコーディングに挑んだつもりだった
だけど、今は、あんなに優しく笑うミンジュンさんに、頭を撫でて貰いたい…
そう思うと、テギョンさんが、ブースの中に入ってきた
ﾃｷﾞｮﾝ「大丈夫ですか？」
テギョンさんが入ってくると、オッパがテギョンさんに話しかけた
ｼﾞｭﾆ「あぁ、俳優の悩みは、俳優同士がいいかな」
そして、オッパは、私の肩をポンポンと叩くと、ブースを出ていった
テギョンさんは、私の横に座って、私の頭に顔を除きこんだ
ﾃｷﾞｮﾝ「俺で良かったら、話を聞きますよ？」
A「いえ…大丈夫です…」
そう言って、立ち上がった
テギョンさんは座ったまま
私は、ブースの窓の先に見えるミンジュンさんを見た
ミンジュンさんは、メンバーと楽しそうに話している
私の嫉妬に気づくはずもない
私がヘッドホンを手に取った時だった
ﾃｷﾞｮﾝ「Aさん、もう一回座って？」
私は、テギョンさんを見下ろして、少しだけ固まっている
そして、テギョンさんに手を引っ張られると、ブースの中にまた座り込んだ
テギョンさんは、少しだけ考えて、私の顔を見て、にっこりと笑った
ﾃｷﾞｮﾝ「ちょっと、このまま待ってて」
そして、立ち上がって、ブースを出ていった
訳がわからない私
そのまま座って、ブースの扉を見つめていた
ドアノブが音をたてて、しっかりと下がると、ミンジュンさんの姿が見えて、ブースの中に入って来た
え…
私は、どうしてミンジュンさんが来てくれたのか、全然分からない
Jun.k「続けられそう？」
ミンジュンさんは、私の横に座って、私の顔をジッと見た
体を重ねても、こんなに顔が近くにあることはなくて、心臓は、とてもドキドキとした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
胡麻油(プロフ) - なとぅさん» コメントありがとうございます(*^^*)なかなか更新進んでませんが、やっと！やっと！ミンジュンさんが戻ってきたので、少しだけスムーズになるかと思います！(笑)もうすぐvol.2です！頑張ります☆ (2013年4月11日 21時) (
レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 恐いです((((；゜Д゜)))でも、何よりも心に残ったのは電話越しにふたりの会話を聞いてるミンジュンオッパの｢...大事にするんだけど。｣です!!!きゅううんッ(≧ω≦)ってなりました!!ふたりの恋の行方...ゆっくり見守っていきます(*^^*)!!! (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 諸事情で忙しく、やっとこちらに来れました(ToT)もう続きが気になって気になって仕方なかったです(>_<)もう...すっっごくドキドキしました!!!気分はジェットコースターに乗る前!!!ジュニオッパのお怒りが怖かったです(笑)ヒロイン側の社長...どうでてくるのでしょう... (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻油(プロフ) - Aさん» パラパラパラって(笑)ジュンケとジュノは、スポーツカーでしたよね(^^)私的には、ジュンケには、ハマーに乗って貰いたいです(*ノ▽ノ) (2013年4月11日 8時) (レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ミンジュンさん、身体のりだすとわたしはおもいますよ???パラパラパラパラ!!ってメロディーホーンクラクションの改造車で箱乗り。 (2013年4月10日 23時) (レス) id: db9fbe3c6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：胡麻油
| 作成日時：2013年3月30日 10時
