Two Hands ページ48
Aside
「え？ミンジュンさん？」
私が後ろを向きながら電話をしていると、ジュニオッパの大きな声が、外にも聞こえるんじゃないかと思った
ｼﾞｭﾆ「ヤァ！！A！！電話するな！！」
それでも、目線はやっぱり黒のバン
Jun.k「…お怒りのご様子だけど(笑)」
スピーカーからは、オッパの怒りさえも気にさせなくさせる、ミンジュンさんの声
A「これから、社長に話にいきます」
ｼﾞｭﾆ「A！！早く切れ！！」
私は、ゆっくりと体を戻して、スモークの窓に、ミンジュンさんが乗っているバンが通りすぎていくのを見ていた
Jun.k「ぶ。切らなくていいの？」
ミンジュンさんの声と、騒がしい声
A「はい」
私は………ミンジュンさんと話したい……
ｼﾞｭﾆ「A！！」
私は、オッパの声を、完全に無視した
A「ミンジュンさん。すべてを失った私でも…受け入れてくれますか…？」
少しだけ、声が震えた
Jun.k「もちろん。すべてを失っても、俺がいるよ」
心地いい声は、急にわたしをドキドキとさせる
ｼﾞｭﾆ「いい加減にしろ！！」
私は、黒いバンばかり見ていて、バンは、スピードをあげて、先の信号で止まった
Jun.k「あ、窓開けれる？」
私の乗っているバンも、信号で止まった
二つ並んだバンの窓が開く
ミンジュンさんの乗ったバンからは、ウヨンさんの顔が見えると、後ろからミンジュンさんの顔が見えた
ノーメイクで、優しく笑うミンジュンさんは、急いで後ろのシートから前に出てくると、窓からギリギリのところで話し始めた
ｼﾞｭﾆ「A！！撮られるぞ！！」
私は、もうオッパの声が完全に聞こえてなかったんだと思う
直接顔を見ると、胸はどんどん高鳴りだした
Jun.k「必ずうまくいく」
少しだけ距離がある、私とミンジュンさん
Jun.k「必ず会いに行く」
そして、ミンジュンさんは、手を伸ばした
私もつられて、ミンジュンさんに手を伸ばすと、二つの手は、しっかりと握られた
細くて綺麗なミンジュンさんの手は、温かさがある
Jun.k「A、好きだよ」
すべての音が消えた
ここには、私とミンジュンさんしかいないような世界
何も障害がない、二人だけの世界で、ミンジュンさんは、私だけに優しく微笑んでくれてる
ｼﾞｭﾆ「A！！発進するから、手ぇ離せ！！」
車が少しだけ発進すると、私とミンジュンさんは、名残惜しく、ゆっくりと手を離した
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胡麻油(プロフ) - なとぅさん» コメントありがとうございます(*^^*)なかなか更新進んでませんが、やっと！やっと！ミンジュンさんが戻ってきたので、少しだけスムーズになるかと思います！(笑)もうすぐvol.2です！頑張ります☆ (2013年4月11日 21時) (
レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 恐いです((((；゜Д゜)))でも、何よりも心に残ったのは電話越しにふたりの会話を聞いてるミンジュンオッパの｢...大事にするんだけど。｣です!!!きゅううんッ(≧ω≦)ってなりました!!ふたりの恋の行方...ゆっくり見守っていきます(*^^*)!!! (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 諸事情で忙しく、やっとこちらに来れました(ToT)もう続きが気になって気になって仕方なかったです(>_<)もう...すっっごくドキドキしました!!!気分はジェットコースターに乗る前!!!ジュニオッパのお怒りが怖かったです(笑)ヒロイン側の社長...どうでてくるのでしょう... (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻油(プロフ) - Aさん» パラパラパラって(笑)ジュンケとジュノは、スポーツカーでしたよね(^^)私的には、ジュンケには、ハマーに乗って貰いたいです(*ノ▽ノ) (2013年4月11日 8時) (レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ミンジュンさん、身体のりだすとわたしはおもいますよ???パラパラパラパラ!!ってメロディーホーンクラクションの改造車で箱乗り。 (2013年4月10日 23時) (レス) id: db9fbe3c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻油
| 作成日時：2013年3月30日 10時
