ジュニオッパの力 ページ42
Aside
もう、完全に終わったと思った
Jun.k「こんばんは」
ミンジュンさんは、礼儀正しく頭を下げると、ジュニオッパの姿が見えた私
ｼﾞｭﾆ「あぁ、来てると思ったよ…」
え…
私は、訳がわからずに、その場に立ち尽くした
ｼﾞｭﾆ「A。俺はマネージャーだぞ。Aよりも俺の方が、Aを知ってる」
ジュニオッパは、１度私に目を合わせると、頭をあげたミンジュンさんを、真剣な顔で見た
Jun.k「うちの事務所には、明日報告します」
ｼﾞｭﾆ「あぁ、その必要ないですよ」
…引き裂かれる…
そう思うと、私は鼻の奥がツンとし始めた
ｼﾞｭﾆ「もう、来ないでください。Aのためを思うなら」
はっきりとジュニオッパが言い終わると、ミンジュンさんは、少しだけ体を私に向けて笑った
Jun.k「まぢで想像以上…」
そして、ミンジュンさんは、歩き始めて、ピアノの上にあるバッグを持った
ｼﾞｭﾆ「…話の分かる方で良かったです」
ジュニオッパは、部屋のドアを全開にして、ミンジュンさんを出ていくように促した
ミンジュンさんは、出口に引き込まれるように歩き始める
好きと言われたことない私
ただ、このまま終わるのか不安で仕方なくて、ミンジュンさんの後ろ姿を見ていることしか出来なかった
Jun.k「まだ付き合ってもいませんよ？」
ミンジュンさんは、ジュニオッパに少しだけ笑いながら、立ち止まらずに歩いて部屋を出ていった
A「ミンジュンさん！！」
私がミンジュンさんの後を追うと、ジュニオッパに腕を引っ張られて、ミンジュンさんに追い付けなかった
ミンジュンさんは、振り返って、優しく笑って、私の家から完全に出ていった
やっと……
向き合ってくれたのに……
そう思うと、涙が溢れて、頬を伝った
ｼﾞｭﾆ「A…、そういう…」
A「オッパ！！どうしていつも邪魔するの？！」
私は、ミンジュンさんが去っていった悲しさで、今まで溜めた分も全部吐き出して、オッパの手を振り払った
A「やっと…やっとミンジュンさんが、私と向き合ってくれたのに！！」
そんな私に、オッパは抱き締めて、耳元で言った
ｼﾞｭﾆ「助けてやったんたぞ…」
全然嬉しくないし、むしろオッパが憎いのに、オッパは、なかなか手を解いてくれなかった
A「離して！！ミンジュンさんを追いかける！！」
ｼﾞｭﾆ「A！！」
私は、オッパの大きな声と、強く抱き締められる腕に、黙らされてしまった
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胡麻油(プロフ) - なとぅさん» コメントありがとうございます(*^^*)なかなか更新進んでませんが、やっと！やっと！ミンジュンさんが戻ってきたので、少しだけスムーズになるかと思います！(笑)もうすぐvol.2です！頑張ります☆ (2013年4月11日 21時) (
レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 恐いです((((；゜Д゜)))でも、何よりも心に残ったのは電話越しにふたりの会話を聞いてるミンジュンオッパの｢...大事にするんだけど。｣です!!!きゅううんッ(≧ω≦)ってなりました!!ふたりの恋の行方...ゆっくり見守っていきます(*^^*)!!! (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 諸事情で忙しく、やっとこちらに来れました(ToT)もう続きが気になって気になって仕方なかったです(>_<)もう...すっっごくドキドキしました!!!気分はジェットコースターに乗る前!!!ジュニオッパのお怒りが怖かったです(笑)ヒロイン側の社長...どうでてくるのでしょう... (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻油(プロフ) - Aさん» パラパラパラって(笑)ジュンケとジュノは、スポーツカーでしたよね(^^)私的には、ジュンケには、ハマーに乗って貰いたいです(*ノ▽ノ) (2013年4月11日 8時) (レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ミンジュンさん、身体のりだすとわたしはおもいますよ???パラパラパラパラ!!ってメロディーホーンクラクションの改造車で箱乗り。 (2013年4月10日 23時) (レス) id: db9fbe3c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻油
| 作成日時：2013年3月30日 10時
