優しいキス ページ38
Aside
私の横で、ミンジュンさんは寝ている
寝顔を見たのは2回目だけど、一回目とは違う
オフのミンジュンさんで、私と向き合ってくれてるミンジュンさんの寝顔
触りたい気持ちを抑えて、私は、シーツの中の、ミンジュンさんの手を探した
…これぐらいなら…いいよね…?
そっと手を触れると、ミンジュンさんの手が私の手を掴んだ
Jun.k「…まだ足りない?(笑)」
A「え!!」
私は、驚いて、咄嗟に手を離して、自分の胸の前で握った
ミンジュンさんは、寝ていたと思ったのに、目開けて、笑って、私を見た
Jun.k「俺が充電切れ…(笑)」
そして、ミンジュンさんは、私の手を握って、二人の手をシーツの中に潜らせた
握ってない方の手を、私の頭に持ってくると、撫でてくれた
その手が気持ちよくて、心地いい
A「私も、これ以上すると、明日のレッスン行けません(笑)」
Jun.k「女優さんもレッスンあるんだ?」
私は、少しだけ目を閉じて言った
A「来月、日本でイベントがあるんです。だから、日本語のレッスンです」
Jun.k「俺も来月は、日本だ」
私は、ミンジュンさんの言葉を聞いて、目を開けた
A「え!じゃあ日本でも会えますか?」
ミンジュンさんは、微笑んでいた
Jun.k「うん」
私は、嬉しくなって、ミンジュンさんに少しだけ顔を近づけた
A「約束ですよ?」
Jun.k「いいよ」
そして、ミンジュンさんが私の頭から手を離すと、繋いでない方の手をシーツから出すと、小指同士を絡めて、母音を押し合った
Jun.k「俺が会いに行く」
A「あ…」
私は、ジュニオッパも同じホテルにいることを思い出した
A「ミンジュンさんのホテルじゃ駄目ですか…?」
Jun.k「マンスリーマンションだから、メンバー居るよ?」
あ…迷惑か…
そう思って、少しだけミンジュンさんから反らした
Jun.k「来てていいよ」
私がミンジュンさんに目線を戻すと、ミンジュンさんは、笑って、私を抱き締めた
ミンジュンさんの顔が近くて、私は、また胸がドキドキする
Jun.k「…我慢できるか、心配…」
少しだけ困った顔のミンジュンさん
A「我慢してください(笑)」
ミンジュンさんの体に手を回して、私は、重たくなった瞼を閉じた
Jun.k「努力します…」
そして、ミンジュンさんは、優しくキスをしてくれた
キスが、こんなに優しいものだなんて、知らなかった
私は、そのまま寝てしまって、起きたときには、ミンジュンさんは居なかった
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胡麻油(プロフ) - なとぅさん» コメントありがとうございます(*^^*)なかなか更新進んでませんが、やっと!やっと!ミンジュンさんが戻ってきたので、少しだけスムーズになるかと思います!(笑)もうすぐvol.2です!頑張ります☆ (2013年4月11日 21時) (レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 恐いです((((;゜Д゜)))でも、何よりも心に残ったのは電話越しにふたりの会話を聞いてるミンジュンオッパの「...大事にするんだけど。」です!!!きゅううんッ(≧ω≦)ってなりました!!ふたりの恋の行方...ゆっくり見守っていきます(*^^*)!!! (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
なとぅ(プロフ) - 諸事情で忙しく、やっとこちらに来れました(ToT)もう続きが気になって気になって仕方なかったです(>_<)もう...すっっごくドキドキしました!!!気分はジェットコースターに乗る前!!!ジュニオッパのお怒りが怖かったです(笑)ヒロイン側の社長...どうでてくるのでしょう... (2013年4月11日 16時) (レス) id: 23ae446a5b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻油(プロフ) - Aさん» パラパラパラって(笑)ジュンケとジュノは、スポーツカーでしたよね(^^)私的には、ジュンケには、ハマーに乗って貰いたいです(*ノ▽ノ) (2013年4月11日 8時) (レス) id: 514f677bde (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ミンジュンさん、身体のりだすとわたしはおもいますよ???パラパラパラパラ!!ってメロディーホーンクラクションの改造車で箱乗り。 (2013年4月10日 23時) (レス) id: db9fbe3c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡麻油 | 作成日時:2013年3月30日 10時