狐とご対面 ページ45
SC「ヒョンウォニヒョンに何言われたの」
すぐに話しかけてきたのはスンチョラ
おそらく耳打ちされた時から睨んでいたはずだ
「ん〜諸連絡？だから気にしないで、大した事じゃないから。トイレ行ってきます〜」
不思議がるメンバーを無視して競技場外にあるトイレに向かう
ヒョンウォニオッパに言われたことを思い出す
HW「ウォノヒョンがサランとセミって女が何か企んでるから注意しろって。狐とゴリラに似てるからすぐ分かるよだってさ」
ウォノオッパ表現ちょいちょい酷いけど…
最初聞いた時に誰よそれって思った。ガールズグループと関わることないのでね
そして気のせいだと思ってたけど明らかに付けられてる。もっと足音立てないように歩きなさいよ〜
ここで普通にトイレに行ったら負けだと思い、待ち伏せしてみた
偶然のようにトイレに入ってくる瞬間に飛び出した
「あ、」
？「きゃっ！」
「あ、すみません」
この人誰だ…ん？狐みたい…サランさんだ
面倒なのですみませんでしたと言って立ち去ろうとしたら声をかけられる
SR「ちょっと！Aちゃん！」
「はい」
SR「メンバーの連絡先教えてくれない？」
「本人に聞いてください」
段々と顔が…放送事故顔になってる…
SR「教えてくれないのよ」
「そしたら私も教えられません」
SR「生意気な口叩いてないで教えなさいよ」
腕をグッと掴まれる、爪！爪食い込んでる！
「…痛いです」
SR「うるさいわよ！黙って教えなさい！」
「…」
SR「何黙ってんのよ」
「いや、黙って教えろと言われたのでテレパシーを送ってみました」
SR「ふざけんじゃないわよ！」
真面目にテレパシー送ったのに酷いし手首痛いし終わり見えないし
もう振り払って逃げるしかないかな〜なんて考えていたら
？「こんな聞こえる所で話しちゃダメでしょ？」
SR「…先輩、Aちゃんがいじめるんですよぉ〜メンバーに近付くなってぇ〜」
相手が悪かったな、女狐よ。ここは私の勝ち
？「へぇ…そしたらこの動画流そうか(笑)」
再生したのはさっきの私たちの言い合いの場面
まさかの最初から撮ってやがった…これは面白がってるな
SR「失礼しますっ！」
サラン氏は狐のように去っていったな…あんな速いなら本気で走れば良かったのに…
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作者名：DAISY
| 作成日時：2016年2月29日 20時
