ヌナの練習生時代 2 ページ25
そしてSEVENTEEN候補生の顔合わせの日
「95年生まれのクォンです。女ですがやれば出来る子です。足は引っ張りません」
Aは特例で男子と同じレッスンを受けていたから知らない奴は居なかった
全員が知っていて、話す事は無くてもレッスンに打ち込む姿勢や月末評価を見てきたから実力も認めていた
MG「ヌナ!よろしくお願いします」
「誰か知らないけどよろしく」
俺たちは女だからって差別しないよ
実はAが来る前に社長が来て話をしたんだ
自主練の映像を見て、改めて認めるしかないって皆思ったはず
社長「彼女はSEVENTEENに必要だと思ってる。女だからってマイナスになるかもしれないがそれ以上にプラスを持ってくる。彼女の映像を見て文句がある奴は居るか?」
DY「…いるなら俺はそいつを殴ると思う」
SC「右に同じ」
社長「おいおい(笑)2人とも過保護過ぎるんだよ」
WZ「皆この人をずっと見てましたし、今この動画を見て文句言える奴なんていませんよ」
社長「良かった、文句を言う奴は問答無用で候補生から落とすつもりだったよ(笑)」
その時の社長の顔が父親のようだったのを覚えている
そして、SEVENTEEN候補生になってからAは女とは思わせないように髪も短くなり、服装も中性的な、どちらかというと男に近い服ばかりになった
そしてトレーニングもレッスンも全て俺たちと同じメニューをこなしていった
勿論、先生たちも俺たちもレッスン中は女扱いをした事はない
そんな姿を見てきたファンたちは最初はアンチが多かったのに、今では殆ど居ない
むしろ俺たちがAに触るとAに触らないで!と言われる(笑)
そんなAの涙はあまり見た事がない
そんな彼女の涙を見たのは1番最近だと…あれか
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作者名:DAISY | 作成日時:2016年2月29日 20時