【ハリポタ】quiet【再開】 (ページ33)

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番外編二匹のにゃんこ。@2222hit記念 Part1 ページ33

ハリーが入学する前のお話。

クリスマスを少し過ぎたある日。
今日も非常任講師の仕事は無く、
校内をふらついていた。
クリスマス休暇中で、人も少ない。

フレッジョ「Aせーんせーい！」
A「んー？どうした？ウィーズリーズ。」
フレッド「先生に」
ジョージ「幸せの」
フレッジョ「クリスマスプレゼントー！」
A「完全にクリスマス終わってるってば。私からのプレゼント、カレンダーにする？」
フレッド「まあまあ、いいから。」
ジョージ「はい、プレゼント。」

そういって渡されたのは
猫の模様をした、可愛らしいリボンの付いた小瓶だった。

A「何？これ。」
ジョージ「それを皆の食べ物に一滴垂らせば」
フレッド「面白い事が起きる。」
フレッジョ「じゃあね！」
A「ちょっ、結局なんなんだよ！」

食べ物に垂らすって、一体どうしたらいいのだろう。
いろいろと考えた挙句、
とりあえず調理場で頼んで見る事にした。

妖精「・・・で、わたくしにお頼みになられたと。」
A「ねっ、お願い！秘密のドッキリプレゼントだから、ダンブルドアにも直前まで言えないの。」
妖精「わかりました。承ります。」
A「ありがとう！」ぱぁぁっ

暫くして、ダンブルドアに説明すると、
小瓶から一滴薬を取り出し、
私に見えないように魔法をかけると、
「ほうほう。」といい、許可をくれた。

ーーーそして夕食。

皆がご飯を食べ始めた。
にんじんのカップケーキがあったが、
私はにんじんが苦手なので、
(妖精に申し訳ないから)一口だけ食べた。

・・・すると、

ぽんっ

という音が鳴った。
それを筆頭に、グリフィンドール、スリザリン、ハッフルパフ、レイブンクロー席、さらに教職員席からも同じ様な音がした。
・・・セブルスのいる方からも。

そして、音を発した生徒は、

「にゃーん」

猫になってしまった。