【ハリポタ】quiet【再開】 (ページ32)

今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:19,728 hit

二十二話自室にてページ32

A「こ、これが地図でs、ゴハッ、」
ナタ「じゃ。」

バタン

A「いったいなぁ、もう。」

とりあえず、この血が付いた床を綺麗にしなければ。
今回はマグル式の丁寧な掃除にしようと思っていたけど
なんかもうめんどくさいので清めの魔法を使った。

A「そろそろセブルスが帰ってくる頃かなー。」

ｺﾂ・・・ｺﾂ・・・。

足音が聞こえてきた。
安静にしてたふりをするため、
適当に本をひっ掴んで読み始める。

ガチャッ

A「お帰りなさい。セブルス。」ﾆｺｯ
セブルス「っ、た、ただいま・・・。」
A「ご飯にする？お風呂にする？それともわ・た・し♡？」
セブルス「病人はおとなしくしていろと言った筈だが。」
A「あ、ばれた？」
セブルス「この部屋には危険な薬品もあるんだ。こぼしたりでもしたら・・・」
A「私は非常任講師だよ？全教科教えられるし、その点は大丈夫！！」
セブルス「だとしても、お前はそそっかしいから心配で、」
A「・・・クスッ」

ぎゅっ

A「大丈夫だよ。何かあってもセブルスが助けてくれる。でしょ？」ぎゅうっ
セブルス「・・・あぁ。」
A「セブルス・・・お前

・・・酒臭い。」
セブルス「まぁ、宴会だったからな。」

何、だとぉ・・・？

A「いろいろと恥ずかしいこと口走っちゃったじゃねぇかこの馬鹿！！」ドゴォッ
セブルス「ぐっ・・・。」
A「もう帰る！薬ありがとうございましたっ！！」

バタン

こうして私は私室へ戻った。
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
セブルス「・・・はぁ。」

私はため息をつくと物がキッチリと並び直された机の前の椅子に腰掛けた。

ちなみに私は酒を飲んでいない。
酔っ払ったハグリットに酒を掛けられたのだ。
恥ずかしいことを言ってしまい、咄嗟にそれを利用したのだが。

セブルス「・・・はぁ・・・。」

私はまた一つ、ため息をついた。