見えない思い ページ17
『オンニもいよいよ撮影始まりますね！
ミンギュさんとラブシーン…見てるこっちがドキドキしちゃいます！きゃー』
「もう、ヘジョンちゃん落ち着いて」
『美男美女のラブシーンをこんなに近くで見れるなんて光栄です！』
「俺にも見せてください〜」
『あっ
ドギョムさん』
「え…そんなに期待して見られるとプレッシャーが」
「ジョンハニヒョンも一緒に見ましょう！」
「見たい〜 けど、残念ながら俺も今から向こうのセットで撮影。
代わりにスニョン置いてく」
「え！？」
「んじゃ、行ってきまーす」
「行ってらっしゃーい」
「ちょ、ヒョン！」
「どこ行くんですかスニョンヒョン。座ってくださいよ」
「お前まで何を」
「まぁまぁ」
『ホシさんも一緒に見ましょう？
美しいお二人のラブロマンス』
「……」
「……」
一瞬
ほんの一瞬だけ
ホシくんと目が合った
彼は今、何を思っているのだろう
『Aさん、ミンギュさん、撮影準備お願いします』
「はい！」
「…はい」
集中しないと
今はホシくんのことを忘れて、演技に集中
『ミンギュはベッドに寝転んでくれ。Aさんはその上に重なるようにして』
「向かい合いますか？」
『うん』
「わかりました」
ベッドに横になるミンギュくん
その長い手足を踏まないように気をつけながら、徐々に距離を縮める
『準備良いか？ミンギュ』
「は、はい」
『カメラ回すから指示通りゆっくり動いて』
そこからは
私がミンギュくんの頬を撫でたり
ミンギュくんが私を抱き寄せたり
顔を見合わせて微笑んだり
刺激的なカップルの少し甘い雰囲気を楽しんだ
昨日の写真撮影よりも少し落ち着いて
余裕のある、良い映像が撮れたんじゃないかと思う
『OK！
完璧だ。言うこと無し！
上手くなったなミンギュ』
「ありがとうございます！Aさんがリードしてくれたおかげです」
『その通りだ！全部Aさんの力』
「……」
『ははっ 冗談だよ』
「監督〜」
『オンニ！お疲れ様です』
「ありがとう」
『すっごく素敵でした！綺麗でセクシーで』
「そうかな…あっという間に終わったから何が何だか」
『完成したMV見るのが楽しみです』
当たり前だけど
今日撮った映像も、今後ずっと残るんだ
ダンスシーンは何度もチェックするだろうけど
自分の演技を見るのは恥ずかしいな
「…あれ？」
そういえば
ホシくんがいない
もう、自分の撮影に行ったのだろうか
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ゆう(プロフ) - 大好きなお話です！主人公ちゃん幸せになってほしい！無理なく更新頑張ってください、楽しみにしています^_^ (2019年11月14日 18時) (
レス) id: d947a4b4d3 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - お話本当に好きです。主人公ちゃんの頑張りに胸を打たれます。正直者は報われる。幸せになれる。そんな未来を夢みます。 (2019年10月31日 20時) (レス) id: 4f0e5db1b8 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - もう！練習一生懸命やらないメンバーには心底腹が立ちますね！天罰をお願いしますね、作者様 (2019年5月6日 19時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 楓彩さん» そんなそんな、まだまだですよ。そう言って頂けて光栄です(o^^o)この先もほっこりキュンキュン出来るように頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はるちゃまさん» そんな風に言って頂けて嬉しいです(;_;)低評価はそんなに気にしていないので大丈夫ですよ！元々自己満小説なので(笑)はるちゃまさんのように言ってくださる方がいるだけで頑張れます！本当にありがとうございます^o^ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2018年11月25日 19時
